googleI/Oとは?歴史とAndroid Nとしての再出発とVRデバイス「Daydream」

AppleにWWDCが有るのと同様にgoogleにも毎年行われる「googleI/O」と言う開発者向けイベントが5月に行われているのをご存知でしょうか?googleI/OもAppleのWWDCと内容はデペロッパー向けのイベントで開発者が集まったイベントの1つなのです。

 

GoogleI/Oの歴史

Google I/Oとは正式名称は「Google Innovation in the Open」の略称で「Google I/O」と呼ばれ、Googleが主催する開発者向けのイベントで2008年から毎年5月にサンフランシスコで開催されています。

Google I/OではWebやモバイルをはじめ様々なトピックについて技術的な議論が交わされたりGoogleの新サービスや新技術について発表することも多いです。

例えば2008年の第1回Google I/Oでは、AndroidやOpenSocialなどが発表されていますし2009年にはGoogle Wave、2010年にはChrome Web Store、Google TV、2011年にはGoogle Musicが発表されています、また、2011年にはChrome OSを搭載したノート型PC「Chromebook」の発売を間近にして、参加者全員にChromebookの端末が無償配布されて話題となりました。

公式:https://events.google.com/io2016/

 

Android Nとは

今年はAndroid Nとして新たにバージョンアップを実施して、VRを軸にしたスマートフォンのプラットフォームを構築して、VRを低価格で普及させる目標も掲げていて、参入メーカーも増えつつあります、その一貫として新しいVRデバイス「Daydream」も発表しています。

 

Android Nの新機能

マルチウインドウ対応

2つのアプリをそれぞれ別のウインドウで開くことができます、縦画面と横画面の両方で使用することが出来きます。

IOSで例えるならiPadで使える機能「SplitView」や「SlideOver」を連想すると解りやすいかもしれません。

 

データーセーバー機能

データーセーバー機能はモバイルデーター通信時に閉じたアプリが裏で通信を行う「バックグラウンド通信」を一切遮断してパケット通信を節約してくれる機能

これはユーザーが意図的にオン・オフすることが出来るのでデーター通信量を節約したいユーザーや格安SIMで使用容量が少ないユーザーには有り難い機能ですね。

 

アプリ履歴機能の強化

アプリ履歴を長くタップすることでマルチウインドウになって表示さえたり、1つ前のアプリを起動させることが可能になります。

アプリ履歴一括削除機能も嬉しいポイントですね。

 

{通知機能の大幅な改良}

通知画面が従来よりも大きく横画面の拡大されますので見れる情報量が増えて見やすくなっています、通知領域を更に下にスライドさせると各設定トグルにアクセス出来るので設定を変更する時などには捗る機能になりそうですね、メールやSNSのメッセージを返信する際にもアプリを起動すること無く通知機能で完結出来るのも便利で使いやすいです。

 

設定画面の改善

Android Nでは設定が面が改善されて、次に設定するであろう項目を「候補」と言う項目にまとめて表示されて選びやすくなっています。

例えば格安SIMのAPN設定等ではUIの向上でて入力する手間が減ってくるかも知れませんね。

更に設定の深い階層、例えば端末情報やAndroidのバージョンを確認する時に設定画面トップに戻る時は「Backボタン」を連打して戻っていましたが、改善された設定画面では「ホーム」アイコンをタップするだけで設定画面トップに戻れます。

 

システムUIの調整が可能に

ナイトモードの追加は時間や場所によって自動的にオン・オフに設定出来るようになって、ダークテーマやティントを調整(画面の明るさや色合い)する事が可能に加えて自分好みの画面の色調に変更する事も出来るようになりました。

 

正式名称は公募で決定

Androidには過去にフルーツ系のコードネームが付けられていたのですがAndroid Nからユーザーによる公募で決定するそうで募集はすでに受け付ていませんがどんな名前になるのか楽しみですね。

公式:https://www.android.com/intl/ja_jp/versions/name-n/

 

過去に付けられたコードネーム一覧とAndroidバージョン

コードネーム Androidバージョン
Capcake Android 1.5
Donut Android 1.6
Eclair Android 2,0〜2.1
Froyo Android 2.2〜2.2.3
Gingerbread Android 2.3〜2.3.7
Honeycomb Android 3.0〜3.2.6
Ice Cream Sandwich Android 4.0〜4.0.4
Jelly Bean Android 4.1〜4.3.1
KitKat Android 4.4〜4.4.4.
Lollipop Android 5.0〜5.1.1
Marshmallow Android 6.0〜6.0.1
N Developer Preview

 

Daydreamとは

googleio2

公式;https://vr.google.com/daydream/

 

前の記事でVRを取り上げた時に2014年にダンボールで制作可能な「Google CardBoard」が話題となっていたのは記憶に新しい所ですが、Google CardBoardを製品化したのが「Daydream」で3つの要素、「スマートフォン」・「ヘッドセットとコントローラー」・「専用アプリ」と3つの要素を満たしたスマートフォンを下記8社で開発中です。

  • Samsung
  • HTC
  • LG
  • Xiaomi
  • Huawei
  • ZTE
  • ASUS
  • ALCATEL

 

スマートフォンの性能が完熟期を迎えて横並びになりつつある状況にVRを加える事で成熟されたスマートフォン市場を再び盛り上げて行けるか注目されています。

 

グラフックAPIとサウンドの強化

Android Nには「VRモード」が追加され、グラフックAPIの「VulKan」に対応することでフレームレートでの描画速度が向上、3Dサウンドを採用することでリアルな臨場感をスマートフォンで再現出来るようになり、VRホームが提供されてそれを活用したゲームやニュースコンテンツにも用途が広がってきています。

 

VRアプリ提供ニュース・動画コンテンツ一覧

  • ニューヨークタイムス
  • ウォールストリートジャーナル
  • USAトゥデイ
  • CNN
  • HBO NOW
  • ネットフリックス
  • com
  • hulu
  • ライオンズゲート
  • IMAX
  • com

GoogleGoogle Play ムービー& TV

  • Googleストリートビュー
  • Googleフォト
  • YouTube

VR用ゲームアプリ提供社一覧

  • エレクトロニック・アーツ(EA)
  • NetEase Games
  • OtherSide Entertainment
  • MinorityVR
  • ユービーアイソフト(Ubisoft)
  • Resolution Games
  • CCP
  • nDreams
  • Turbo Button
  • Climax Studios

 

Googleの目指すVR構想

Googleが誰でも簡単に作成できるVRとして「Google CoverBoard」を2014年のGoogle I/Oで発表されて2年経った2016年にGoogleがVR構想に本格的に動き出した年であると共に、VRとスマートフォンを組み合わせる事で新しいサービスやコンテンツが産まれて来ると予想されています。

Google I/O 2016年を観た感想としては昔のAppleWWDCに匹敵するくらいのワクワク感が今年のGoogle I/Oにはあったように思えました。

AppleのWWDCの最近のワクワク感が薄れてきている傾向とは真逆の結果ですがAppleもGoogleもお互いを刺激しながら成長して活性化して行く事を1ユーザーとして今後注目して行きたいと思います。