Facebookとマルウェアの関係とは?

マルウェア(不正プログラム)を仕掛ける側にとっては、どうやって感染させるのかが重要な課題です。

それを考えることに膨大な時間をかけることが、その人の生きがいなのでしょうか?

それとも違法な収入に直結する「飯のタネ」であり、生活がかかっているのでしょうか?

しかし、次々に考案されているマルウェアを感染させる手法は、脅威を感じると同時に、目的はともかく人間の創造性に感心する部分でもあります。

その優秀な頭脳を、世のため、人のために活かせば良いのに、とも思いますが、すでにそのような常識には支配されないような強い信念を持っているのでしょう。

 

このような信念に従う人間が存在する以上は、インターネット上のサービスを提供している側としても、そのサービスが、マルウェアの感染源になることだけは、どうしても防ぎたいと考えるようです。

例えば、大手のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるFacebook(フェイスブック)では、自社のサービスにアクセスしたパソコンなどの通信端末が、マルウェアに感染していることを知らせるプログラムを無償で提供しています。

このプログラムの開発には、有料のセキュリティ対策ソフトを販売している会社と提携することによって万全を期しています。

無償提供していますが、おそらく内部的には高額の開発費用を支出していることは確実と思われます。

それでも、やらざるを得ない状況、と言うことでしょうか?

 

Facebookとマルウェアの関係とは?

過去にも、何度となくマルウェアの感染源として、ニュースのネタになってきたサービスの一つであるFacebookです。

典型例としては、友達になることを希望してきた相手のFacebookページを確認する際に、その中にあるリンクをクリックすると、マルウェアを感染させるために用意されたWebページに誘導する手法を挙げることができます。

実際に、感染した端末からクレジットカードの番号や、銀行口座の情報などを盗み出される被害も過去に発生しています。

 

サービス毎に多少の違いはありますが、SNSは、それまで縁のなかった人と友達になることも目的の一つです。

そのため、知らない人から、友達になることを希望する内容のメッセージが届くことは当然のことです。

しかし、この当然の行為を利用すれば、マルウェアの拡散を行うことが容易であるところがこのようなサービスの盲点と言えます。

これまでも、このような不正なプログラムの拡散に関与していた人が逮捕された事件は少なくありません。

しかし、関係している全ての人を全員逮捕することが出来る訳もありません。

何らかの、自衛手段が必要になると思われます。

 

Facebookとマルウェアの関係対策は?

利用している端末に、セキュリティ対策ソフトをインストールして、常に、最新の状態にしておくことは、当然ですがそれ以外にも注意することがあります。

まずは、見ず知らずの人から、友達になりたいと申請があったときの対応です。

趣味などで、全く共通点がない人からのメッセージに関しては、例え、その人と友達になったとしても、あまり意味がないことを考慮する必要があります。

 

一応、相手の人のページを閲覧することは特に問題ありません。

しかし、そのページに、これまで知られていない手法で、マルウェアが仕掛けられている可能性もありますので、多少は慎重になる必要があります。

また、過去の事例としては、いつも最初にアクセスするFacebookのページ自体を、偽物のページにすり替えることで、再度、ログインIDと、パスワードを入力させて、ログイン情報を盗む手法もありました。

 

要は、いつも利用している感覚からすると、少し違うな、と言う印象を受けた時は、すぐに、そのページへのアクセスを中止する必要があると言うことです。

基本的に、知らない人からきたメッセージに対しても、その全てに対応することは、模範的な行為かも知れませんが多少の危険を呼び込む行為とも言えます。

自宅の呼び鈴を鳴らされたら、かならず玄関のドアを開ける必要があるのかと言う問題と同じです。

先に訪問者の様子を観察して、ドアを開けるかどうかを判断する方が賢い対応ではないでしょうか?

 

Facebookとマルウェアの関係だけではありません。

今回は、Facebookに関する情報を紹介しましたが、インターネット上で提供されているサービスのほとんどが、常に悪意のある人に利用される可能性を持っています。

しかし、多数の利用者がいるサービスほど、狙われやすいのは当然です。

それだけ、仕掛けた相手がワナに落ちる可能性が高いからです。

しかし、過去の事例を知れば、自ずと、どのような自衛手段が最適であるかが、分かるようになると思います。

定期的に、インターネットのニュースなどで、新手の詐欺の手法に関する情報をチェックすることをお勧めします。