プロバイダってなにをしてるの?

一般に、「プロバイダ」というと、インターネット回線を提供している企業として認識されることがあるようです。

たしかに、回線の提供をしている通信業者がプロバイダとしてのサービスを提供することもあります。

特に携帯電話でのデータ通信では、電話会社との契約により、プロバイダを意識することなくインターネット等の利用が可能となっています。

この記事では、特に、モバイル通信の回線を利用する人が利用するプロバイダを中心に、プロバイダの役割について説明しています。

 

通信事業者 イコール プロバイダではない

外出先でも、高速データ通信を利用してインターネット等を利用できるサービスは、いくつかの通信会社から提供されています。

しかし、通信業者がそのままプロバイダとは限りません。

 

携帯電話の契約とは別に、単独でモバイル通信の契約をする際には、通信回線を提供している会社とは別の存在であるプロバイダが提供しているサービスを利用する可能性があります

キャンペーン等の割引で、その方が特になることもあるからです

 

プロバイダの役割

インターネット等のデータ通信を利用する際には、その回線を利用するために、なんらかのかたちで回線業者と契約をおこないます。

携帯電話でデータ通信を行うときも、結局は携帯電話のサービスに申し込む必要があります。

ところが、実際には、通信回線の契約+プロバイダとの契約を行っていることになります。

 

本来、通信を使用できるだけでは、インターネット等は利用できないからです。

例えば、固定の光回線の契約なら、回線業者(NTT、KDDI等)との契約と、プロバイダ(OCN、so-net等)との契約の両方が必要になります。

 

プロバイダへ申し込みをすれば、回線業者との契約も同時に処理することになりますので、二つの契約を結ぶことを意識する必要はありません。

最近は、独自の通信回線を持っていないプロバイダが積極的にキャンペーンを行い、他社が提供している通信回線(例えばWiMAX等)を契約者にすすめるケースも増えています

 

プロバイダは渡し船の役割を担います

「プロバイダ」は正式には「インターネット・サービス・プロバイダー」と呼ばれます。

データ通信を行う際には、一度プロバイダを経由することにより、通信に必要な「IPアドレス」をモバイル機器(または携帯電話等)が取得することができます。

簡単にいうと、モバイル回線の利用契約により、大きな川の向こう岸までいく権利を手に入れることができても、実際に渡し船を提供しているのがプロバイダという関係です。

その両方を提供している通信会社であれば、二つの関係を意識しなくても、向こう岸まで行くことができるという訳です。

 

プロバイダとの上手なお付き合い

プロバイダは、通信回線と、我々の橋渡しをしている大事な存在です。

その存在を感じることがなくても、確実に任務を遂行しています。

プロバイダによって、独自のサービスも提供していますので、利用できるものがあれば、活用すべきなのは、当然です。

 

モバイル通信の場合、プロバイダとの契約をやめてしまうことにより、モバイル回線自体の契約も同時に解約となる内容の契約を結ぶことが多いため、プロバイダのみを変えることができないケースがほとんどです

 

プロバイダから提供されたモバイル通信用の機器(モバイルルータ等)については、他のプロバイダで利用できる可能性もあります

プロバイダ経由で契約した場合、回線の契約をそのままにして、他のプロバイダを選択できないことを内容とする契約が標準になっています。

このような場合は、現在の契約の更新時期を逃さずに、キャンペーンを行っている他のプロバイダへ乗り換えることにより、現在のプロバイダを継続して利用するより安い料金で利用できたり、最新のモバイル・ルータを利用できたり、といったメリットがあります。

一度、契約した時期と契約の更新時期を確認することをおすすめします。

 

プロバイダの重要度はますます上がる

今後のモバイル通信の発展にしたがい、プロバイダの重要度がますます上がっていくことは確実だと言えます。

いままでのように単なる通行券を利用者に渡すだけの存在から、独自性のあるサービスを提供して固定客の獲得を積極的に行う存在になれば、利用者も他のプロバイダへ乗り換える気が起こらなくなるのではないでしょうか?

利用者の側でも、他のプロバイダの提供しているキャンペーンなどよりも魅力的なサービが提供されることを望むことはいうまでもありません。