どこにいてもFMが視聴できるドコデモFMとは?

インターネットの発展によって、これまでは日本の一部の地域でのみ利用できることが、当然と思われていたサービスを、どこにいても楽しむことができる環境が実現しました。

その中でも、地方の放送局で提供されているラジオ放送などは、もともと一部の地域に限定して放送することを目的としていたものです。

それでも、その地域に関する独自の情報源としての価値があります。

または、お好みのアーティストが、その番組のパーソナリティとして登場するような場合は、何とかして聴きたいと考えるのは自然なことです。

 

様々な理由から、現在居住していない地域のFM放送を聴くことを希望している人には、非常に価値のある有料アプリが存在します。

それは「TOKYO FM」と、その関連会社が共同して開発した「ドコデモFM」と命名されたアプリです。

現在、北海道から沖縄までの39のFM局の放送を聴くことが可能です(2014年9月現在)。

現在、31日間は無料で利用できるようになっています。

その期間を過ぎると、30日間で税込315円(Android端末)、または税込300円(iOS端末)で継続して利用することが可能です。

実際には、どのような仕組みとなっているのでしょうか?

 

ドコデモFMとは?

このアプリは「IPサイマル放送」という形態で、放送局が、電波による放送と同内容のものをインターネット経由で配信しています。

実際には、数分間の遅れが発生します。CMや時報、及び著作権などの処理が難しい番組は、放送されませんがそのような番組でも番組表の中には表示されます。

放送がそのまま配信できないときは、各局が独自のコンテンツを流しますので無音にはなりません。

 

接続回線に付いては、Wi-Fi回線以外にも、LTE回線や3G回線を経由しても放送を聴くことが可能です。

番組表を見れば、その番組を担当しているパーソナリティの情報や番組の内容を確認することが可能です。

この番組表は、有料の会員でない場合も、中身を見ることができるようになっています。

利用方法は簡単で、画面上に表示されたFM各局のロゴを指でスライドさせて、希望する放送局を選択すれば放送が流れます。

その下には、現在放送中の番組と、当日のその他の番組、及び翌日以降に放送される番組の情報が表示されます。

 

ドコデモFMと競合するサービスは?

以前から、類似したサービスは提供されていました。

しかし、利用する端末や、契約している携帯電話のサービスを提供している通信会社に関係なく、基本的に全ての人が利用できるサービスとして、提供されているところがこのサービスの特徴です。

このように、携帯電話の契約と関係なく利用できる類似サービスは他にも存在します。

 

まずは、ドコデモFMでは対応していない、NHKの放送しているFM放送、AM放送に関しては、NHKが、独自の無料サービスとして、サイマル放送を行っています。

名称は「NHKネットラジオ」と言うもので、愛称は「らじる★らじる」です。

NHKの場合、地方毎に、スポンサーが存在する訳ではありません。逆に、法律によって、全国で放送を受信できるようにすることが義務付けられているため、エリアの制限は存在しません。

その結果として、現在の所在地に関係なく無料でこのサービスを利用することが可能です。

 

民放放送は、地域毎にスポンサーを集めていることによって、無料で全国に放送することには制限があるようです。

民放のAM、FM放送は、ドコデモFM以外にも「radiko(ラジコ)」と命名されたサイマル放送で楽しむことが可能です。

このサービスでは、民放に特有の制限によって、無料会員のままでは、視聴できる地域に制限がありますので、無料で全てのエリアの放送を視聴することはできません。

しかし、月額350円(税別)でプレミアム会員になることで、エリアの外からでも、提供している全ての放送を聴くことが可能となります。

 

ドコデモFMのようなアプリは必要?

FM放送には、予想外の出会いがあります。

それが、新しい音楽との出会いなのか、または新しいパーソナリティとの出会いなのかは予想できません。

この予想外の出会いは、デジタル化された現在の世界では非常に貴重な出来事となりそうです。

これからも、価値のある新しい出会いが期待できる世界が、残っていく余地があるとしたら、今回紹介したようなアプリの提供するサービスなのかも知れません。

ドコデモFM 公式サイト http://www.docodemo.fm/pc/index.html

radiko  公式サイト http://radiko.jp/