Lions Wi-Fiが楽しそう!! 西武ライオンズ本拠地西武ドームにあるスポット

誰でも利用できるWi-Fi(ワイファイ)環境を提供することが一般的なWi-Fiスポットの目的です。

しかし、逆に、特定の狭い範囲の人を対象とするWi-Fiスポットのサービスも存在します。

 

提供するサービスの内容が、特定の地域やサービスを利用している人を対象としているときは、その人だけが利用できるWi-Fiスポットを提供する手法もあり得ることです。

今回紹介する「Lions Wi-Fi(ライオンズ・ワイファイ)」などは、まさに特定の範囲に限定したWi-Fiサービスの典型かも知れません。

何と言っても、サービスを提供する範囲が試合を行っている球場の中に限定されています。

 

そのため、接続した来場者に対して、当日の試合に出場している選手の最新情報などを提供する手段として有効に利用することが可能です。

では、実際にはどのような情報を提供しているのでしょうか?

 

Lions Wi-Fiとは?

プロ野球の球団である西武ライオンズの本拠地である「西武ドーム」に、野球観戦のために来場した人を対象に提供している無料Wi-Fiスポットです。

来場者は、手元に持っているWi-Fi対応機器のWi-Fi機能を有効にして、球場内を飛んでいるWi-Fi信号のSSIDの中から「Lions Wi-Fi」を選択して接続すればすぐに専用サイトが表示されます。

 

そのサイトでは、当日の試合を観戦する際に、参考となるデータを確認することができるような内容のメニューが多数用意されています。

 

例えば、前打席までのデータに基づいて、投手と打者の対戦成績をリアルタイムで表示したり、ライオンズの試合が視聴できる「Lions@YouTube」や、他球場の試合の様子も観戦できる、動画配信サービスを提供したり、と言うような内容です。

 

その他にも、各選手の情報や、スタジオで提供されている飲食に関するグルメ情報なども配信しています。

範囲は狭くても、数万人の観客が同時に利用する環境ですので、球場の全てをカバーできるような方法で、アクセスポイントとして80機以上のアンテナを球場内に設置しているようです。

 

アンテナ一台あたりが担当する接続可能範囲を狭くして、その代わりに多数のアンテナを球場のあちこちに分散して設置しています。

無料でインターネットへ接続できるサービスは、1台の端末で、1回90分、1日3回まで利用することが可能です。

 

Lions Wi-Fiはこれから何を提供するの?

現在、標準で提供している情報に追加して、複数のカメラで撮影した映像を、スマートフォンなどで視聴することができる「マルチビュー映像配信サービス」を2014年の9月に検証しました。

 

これは、球場のあらゆる場所に設置したカメラの映像を、手元にある端末でリアルタイムに視聴しながら同時にこの映像専用の実況解説を、楽しむことができるようなサービスです。

このようなサービスを、スタジアム内で提供する試みは日本初のことだそうです。

 

例えば、ピッチャーや、バッターを拡大して表示したり、バックネット裏からの映像を見たり、テレビで中継している画面と同じものを見たり、と言うような様々な楽しみ方ができます。

今回の検証の結果を踏まえて、将来的には新しいサービスとして、提供することを検討するようです。

このようなサービスが実現すれば、球場で試合を観戦する楽しみがまた一つ増えそうです。

 

後ろの方の席に座っている人でも「確かに来場している」と言う臨場感を味わうことができるだけでなく、好きな選手の様子を手元にある端末で確認することも可能となります。

座っている席に関係なく、両方の方法で楽しめるこのサービスは、もしかしたら、新しい観戦の方法として、全国の野球場で採用されるかもしれません。

 

 

Lions Wi-Fi的なサービス

「公衆無線LAN」という表現では、いかにも不特定多数の人を対象としているようですが、実際にはこのように一定の目的で情報を提供する手段としても、大変有効な存在です。

試合を見ながら、同時に気になっている情報を確認することができる環境は、来場者にとってはかなり忙しいものとなりそうですが、充実した時間を過ごすことができそうです。

 

将来的には、初めて訪れる野球場の席についたら、最初に手元にある端末のWi-Fi機能を有効にして、球場の提供しているWi-Fi環境のSSIDを探す動作が一般的になるかも知れません。