マカフィー・セーフ・コールはセキュリティ対策の切り札になるか?

毎日のように日本中で被害が発生している詐欺電話や迷惑電話の件数は、毎年その件数と被害額が大幅に増加しています。

特に、一人で住んでいる年配者が被害に遭っているようですが、家族と同居していない人ほど電話の利用が必要ですのでなんらかの対策が欲しいところです。

かかってくる電話のうち、本当に必要なものを除いて、電話が鳴らなければそれが一番です。

 

しかし、たまたま手元に電話がなくて、いつもとは異なる電話番号から一人住まいの人へ連絡する必要があるときにはそれでは困ります。

パソコンなどで利用するセキュリティ対策ソフトの分野では、非常に有名なメーカーである「マカフィー株式会社」が、日本国内向けに、2014年の12月から提供を開始した「マカフィー・セーフ・コール」と命名された新しいサービスがあります。

もしかしたら、電話によって発生する問題を防ぐことができる切り札になるかも知れません。

では、実際にはどのような方法でかかってくる電話を区別するのでしょうか?

 

マカフィー・セーフ・コールとは?

このサービスは、利用している携帯電話毎に専用のアプリをインストールすることで利用可能となります。

設定画面を開いて、3つのセキュリティのレベル中から自分に最も適したものを選択します。

その携帯電話に登録していない番号や、悪質な電話に利用されているとして、データベースに登録済みの番号からの着信であれば、そのことを画面に表示するか全く呼び出し音を出さないように設定することができます。

 

3つあるレベルの中から、どれを選択するかによって電話がかかってきた際の対応が少しずつ異なります。

詐欺電話や、迷惑電話の判断は「トビラシステムズ株式会社」が提供しているデータベースに登録されている電話番号であるかどうかで判断します。

 

最も緩い設定では、利用者が設定した拒否リストに登録していれば自動で電話を切りますが、それ以外の全ての着信に反応します。

ただし、過去に詐欺電話や、迷惑電話に使用された番号からの着信であれば警告が携帯電話の画面に表示されます。

その画面から、電話に出ることもできますし電話を切ることも可能です。

 

次に、真ん中のレベルで設定してある場合ですが、拒否リストや詐欺電話リストに登録のない場合にだけ着信に反応します。

ただし、迷惑電話リストに登録されている場合は警告が画面に表示されます。

最後に、最もセキュリティレベルの高い設定では、利用者が設定した許可リストに登録した番号以外の着信は自動で切ることになります。

すべてのレベルに共通ですが、不審な番号として登録されているものを除いて、許可リストに登録のない番号からの着信には、画面上に「不明な着信です」との表示が出るようになっています。

 

マカフィー・セーフ・コールに対応しているのは?

現在のところ、Android 2.3以上に対応している携帯電話が対象です。

auが提供している「auスマートパス」のサービスへ申しこめば、無料で専用のアプリをインストールすることが可能です。

 

auスマートパス自体は、有料の会員制サービスですが、auの携帯電話を契約している人でなくても、au光などの固定回線や、ケーブルプラス電話などのサービスを利用していれば、加入することが可能です。月額372円(税抜)の料金で、多数の無料アプリをインストールできるサービスやその他の会員特典が提供されています。

 

このマカフィー・セーフ・コールの設定を、もっとも高いセキュリティレベルに設定しておけば、詐欺電話や、迷惑電話に利用された番号では、呼び出し音が鳴りませんので、知らない番号からの着信であっても、着信音に釣られて、ついつい怪しい電話に出てしまうような事態を防ぐことが可能です。

また、多数の相手からの電話が着信する可能性がある人は、真ん中のレベルに設定すれば、詐欺電話や、拒否した番号でなければ、呼び出し音が鳴りますので大事な連絡を逃すことがありません。

 

マカフィー・セーフ・コールによる安全の保証

毎月372円の会員料金でこれだけの機能が提供されているアプリを、利用することができる点は高く評価してもいいのではないでしょうか?

単に、一人住まいのお年寄りだけに有効なアプリではないようです。

 

留守番をしている子供が、知らない人からの電話に出ることにより発生する危険を少しでも減らすことが可能となります。

また、仕事で利用している電話にたびたび迷惑電話が着信しているが、取引先からの連絡用であるため、電話番号を変更することが難しい状況でも非常に有効なサービスと言えます。