バイラルメディアとは? 問題点とリスクを解説

インターネット上で、サイトで運営している企業にとっては、できるだけ沢山の人がそのサイトへ訪問しなければ、ビジネスチャンスが生まれませんので、できるだけ魅力的な内容の情報を掲載する必要があります。

本来は、自社の経費を使って、魅力的な内容の記事を掲載する、などの努力をすべきですが、それでは時間がかかるため他のサイトの情報を利用する事があります。

「バイラルメディア」とは、これまでのように「検索エンジン」や「ポータルサイト」を利用して興味のあるニュースなどを検索する方法ではなく、一般的に興味を持ちそうな話題を、そのサイトのトップに表示する手法で、サイトの訪問者を増やします。

 

その結果、サイトに掲載されている広告からの収入を増やす事を目的とするサービスです。

掲載された記事の内容をTwitterや、Face bookなどでシェア(登録)する事により、それに気が付いた他の人も、同じサイトへ訪問する事で、アクセス数を飛躍的にアップする事が出来ます。

当然ですが、特にSNSで拡散しやすい記事を中心としています。

 

バイラルメディアの何が問題

自前の記事を掲載する事で、沢山の人が訪問するのであれば全く問題はありません。

しかし、これが他人の書いた記事を、許可なくそのまま引用したり、そのまま全文をコピーしたりして、自前の記事として掲載するようになると問題です。

このような手法で、過去に問題となったバイラルメディアのサイトが複数存在しています。

また、全ての記事を見る事を希望する場合に、SNSの友達承認を求めたり、アプリのインストールを求めたり、と言った手法で、迷惑メールの送信先を収集するような事もあるようです。

 

本来は、SNSを経由した記事の拡散を目的とするバイラルメディアは、魅力的な記事などを自前で用意する事で、広告による利益を期待すべき存在のはずです。

一部のバイラルメディアのように、他人の著作権を無視して記事を掲載している現在のスタイルは、これからも問題を起こす事になります。

 

しかし、本来の姿でサービスを提供しているサイトは、将来的に、ポータルサイト(ヤフー、グーグルなど)や、検索エンジンが中心となっている、現状のインターネットの利用方法を、変えてしまう可能性すら持っている有望な存在と言えます。

 

バイラルメディアとはどうつきあう

今後、ある記事をSNS上でシェアする場合には、その記事の掲載形式に違法性がないかをチェックする事をおすすめします。

具体的には、他の記事を参考程度にして書いた記事でなければ、オリジナルの記事とは評価できません。

外国の記事を、そのまま翻訳したものや、映画のあらすじなどを記事にしたものは、著作権者の許可なく掲載する事ができません。

ラジオ番組の内容を文章化したものなども、許可なしには掲載できません。

 

もしも、上記に挙げたような問題のある記事を、その事情を知らないでシェアしたとしても、そのシェアした人に付いては、罰則などは存在しません。

しかし、そのような問題のある記事などは、拡散したくない、と考えるのが通常です。

このような問題のある記事に付いては、著作権者による削除請求や、損害賠償請求により、再発を防止する事を繰り返す事により、社会的にも、許されない行為として認識される必要があります。

違法な行為には、敏感に反応する習慣を付ける事が、結局は業界自体の浄化に繋がります。

 

バイラルメディアの今後は?

アメリカでは、独自に記者を採用して、オリジナルの記事を掲載しているバイラルメディアの勢いが増しているようです。

今後の頑張り次第では、インターネットの世界で、もっとも利用されるサービスになる可能性すらあると思われます。

日本国内では、いまだに独自の記事で多数のアクセスを獲得できるようなブームには至っていないようです。

しかし、他人の権利を侵害しない手法で、独自の記事を提供する事で、多数のアクセスを得る事ができるバイラルメディアが、将来的には登場するのではないでしょうか?

 

現在のSNSの利用者の増加スピードからすれば、SNS経由で多数の訪問者を呼ぶ事ができるバイラルメディアの手法自体は、非常に有効です。

問題は、その運営コストの低減にために、人の記事を無断で利用している部分です。

それでも、今後の発展が期待できるメディアの一つである事は間違いありません。