PCなしでも大丈夫! CDレコ Wi-Fiとは?

これまで、音楽CDから音楽データを取り込むには、どうしてもパソコンの力が必要でした。

しかし、その常識も過去のものとなりそうです。すでに、初代が販売された段階で、USBケーブルを利用した形態で、スマートフォン(iPhone、Androidに対応)へ直接CDの音楽データを取り込む事ができた「CDレコ」です。

今回は、Wi-Fi(ワイファイ)の電波信号を利用する事ができるタイプ(CDRI-W24AI)の販売が開始されました。

 

このような製品が販売されるたびに、技術の革新によって、常識が覆ったことに驚かされます。

しかし、現在のように、ノートパソコンの役目を、スマートフォンや、タブレットが十分代わって務める事ができるようになった現状からすれば、このような製品の登場は予想の範囲内とも言えます。

それにしても、実際にどの程度の性能を持っているのかが、気になる製品です。

 

特に、音楽データの扱い方には、それぞれが拘りを持っているのが通常です。

音質などの点でいわゆるオーディオ・マニアの欲求をどの程度満たしているのかが気になる製品です。

 

CDレコ Wi-Fiとは?

「CDレコ Wi-Fi」は、国内メーカーのI?O DATA(アイ・オー・データ)が販売を開始した製品です。

これまでは、パソコンなどに取り込んだ音楽データをスマートフォンなどに転送する方法で音楽データを管理していたところを、この機器があれば、直接スマートフォンに音楽データを取り込む事が可能です。

その接続方法も、Wi-Fiの電波信号を利用することにより、有線ケーブルも不要となっています。

 

スマートフォンには、専用のアプリをインストールする必要がありますが、最初だけ接続動作を必要とするだけで、一度接続すれば、次回以降は自動で接続することができます。

AndroidがOSである時は、USBケーブルを接続する方法でも利用することが可能です。

Wi-Fi環境で使用する場合、実際の読み込みにかかる時間は、メーカーによる情報では、60分のCDで約7分(iPhoneの場合)から、10分(Androidの場合)前後で終了します。

 

CDレコ Wi-Fiのすごいところは?

CDの音楽データの取り込みだけでも革新的な機能ですが、更に、スマートフォンの側で取り込んだ曲の中からお気に入りの曲だけを選んで、書込み可能な音楽用CD-R(又は、RW)に書き込む事が可能です。

この際、音楽データにより異なる音量レベルを平均化する機能を搭載しています(音量平均化機能)。

その他の機能として、インターネットへ接続できる契約をしている場合は、取込んだ楽曲の情報や、そのCDアルバムのジャケット写真を自動で取得することが可能です。

 

インターネットの契約がない場合は、手動で情報を入力する必要があります。

このインターネットの契約については、スマートフォンに限定されません、自宅で利用している光回線などの契約でも問題ありません。

その場合は、自宅にある無線ルーターなどの通信機器へ、この機器を接続する必要があります。

 

CDレコ Wi-Fiはどうですか?

音質に拘る人には嬉しい機能ですが、高音質で音楽データを取込む事ができる「ロスレス圧縮(アップル・ロスレス・エンコーディング)」で音楽データを取込む事が可能です。

沢山音楽データを取込みたいと思う人向けの圧縮方式も採用しています。

手軽に音楽を楽しみたい人にも、オーディオ・マニアで音質に拘っている人にも、対応できるようなスペックを持っている機種です。

通信販売では、税込9000円前後で販売されているようです。

 

すでにパソコンを持っている人にも、手軽に音楽データを取込む事ができるこの製品には、魅力を感じるのではないでしょうか?

しかし、このような製品が次々に販売されることで、ますますパソコンの活躍する領域が減っていくように感じます。

パソコンのメリットであった周辺機器を自由に接続できる、という拡張性を、Wi-Fi環境を利用するこのような製品の充実によって補うことができるようになれば、大型のスマートフォンや、タブレットさえあれば、特に利用目的が重なるノートパソコンなどは、ますます使わなくなりそうです。