コンピューターとは?

すでに、生活になくてはならない製品の一番手にあげる事もできる「コンピューター」は、企業にとって必要不可欠な存在ですし、一般家庭にとっても電化製品などの動作をコントロールしている頼もしい相棒です。

いまさら、この相棒のことを調べる意味はないのかもしれません。

 

しかし、その生い立ちを知る事で、さらに親近感を持てるようになればそれはそれで悪い事ではないと思われます。

現在のように、家庭の中にまでコンピューターが存在する状況は、巨大なコンピューターが、主に企業の顧客情報などを処理していた時代には予想も出来ないことでした。

それが、現在では子供のおもちゃにも搭載されるような状況となっています。

 

コンピューターとは?

「コンピューター」とは、一般的な定義によると、自動計算機、中でも計算を命令したら、後は自動で計算を終了させることができる電子式の計算機を言います。

通常は、デジタルデータを入力して、演算、変換などの作業を自動で行う機能をもち、その結果をデジタルデータで出力することができる電気機械です。

現在では、全く利用されていませんが、アナログ式のコンピューターも存在しています。

 

その分野で、もっとも昔に利用されたと言われているのが「アンティキティラ島の機械」と呼ばれている、古代ギリシアで製造された歯車式の複雑な科学計算機です。

天体運行を計算するために作られたとの事ですが、なんと紀元前150年から100年の間に製造されたと予想されています。

もちろん、手動ですが、上記のコンピューターの要件の一部を満たしています。「最古のアナログ・コンピューター」と呼んでいる人もいるそうです。

 

現在、一般的に利用されているコンピューターは、大まかに分けると、演算、制御、記憶、入出力の各動作を行う装置が集合したものであると表現することができます。

このコンピューターへ実際に作業を命令するには、一定の様式に従って、その命令をプログラムに変換したものを入力する必要があります。

しかし、コンピューター自体の理解できる言語は「0」と「1」のみを使って表現する「機械語」ですので、人間の使用している言語を使って書いた命令では動作しません。

 

そこで、高水準のプログラミング言語(人間の言語に近い様式で記述可能)を使用して書いたプログラムを入力します。

すると、コンピューターの内部の機能で、その命令が機械語へ自動的に翻訳される事で、初めて必要な作業(演算)をコンピューターへ命令することが可能となります。

 

コンピューターのメリット

電子回路を利用して、複雑な計算を自動的に行う事により、人間が手作業で計算するスピードとは全く別次元の処理速度を実現することが可能です。

単なる計算が出来るだけではなく、プログラムによって新しい機能を追加することも可能です。

その機能によっては、音楽などの芸術に関連した分野の業務に利用されることもあります。

 

また、実際には経費の面で困難となる、事件、事故のシミュレーションを仮想空間で発生させるような利用方法もあります。

このような利用方法でも、内部的には、凄まじい速度での演算処理を必要とする点では、単なる計算を行っている場合と本質的には変わりません。

 

実際に設置されているコンピューターの数では、一般家庭内で利用されている家電製品などの内部で利用されている割合が高いようです。

ユーザーの側では、コンピューターを操作している感覚はないと思います。

 

例えば、エアコンの温度設定の変更や、炊飯器のタイマー設定や冷蔵庫の温度設定などは、すべて内蔵されているコンピューターへ一定の命令をしていることになります。

これらの機器に内蔵されているのは、その用途に特化した専用のコンピューターですので、一般的なコンピューターのように他の用途に利用することができません。

「組み込みシステム」とも呼ばれています。

 

コンピューターの今後

常に、人間の苦手としてきた分野で、我々に代わって大量の作業を一手に引き受けてきたコンピューターとそれを内蔵する各種の機器です。

確かに、SF作品のように不満を感じたコンピューターが反乱を起こさないのが不思議な状況です。

今後も、コンピューターのプログラムの進化と、それを内蔵するハードの開発によって、ますます人間の苦手な作業を受け持つようになることがほぼ確定している状況です。

それでも、開発の手を緩めることがないのが我々人類の特徴です。

反乱を起こさないようなプログラムの開発だけは、今後も忘れて欲しくないところです。