iCloud Appleの提供するCloudとは?

「iCloud(アイクラウド)」は、iPhoneなどを販売しているApple(アップル社)が提供しているクラウドサービスです。

当然、iPhoneとの連携を重視した利用方法を多数提供しています。

iPhoneなどの通信端末は、外出先で利用する可能性が非常に高い機器であるため、このクラウドという提供方法には、非常に適した存在と言えます。

 

単に情報を保管する、という利用方法以外にも、有益な利用方法が提供されているiCloudのサービスです。

この記事では、一般的にクラウドから受ける印象に反するような意外な利用方法を含めていくつかのサービスを紹介しています。

基本的には、無料で利用できる種々のサービスですので、一度試してみると、その良さがわかるのではないでしょうか。

 

iCloudのApple式利用方法

Apple社が、iCloudのサービスを発表したのが2011年6月です。

この「iCloud.com」というドメインは、他の会社(Xcerion社)から買い取ったものです。

もともとは有料のサービスであった「Mobile Me」を、その前身とするサービスであるiCloudは、無料で登録すると、ひとまず5GB分のストレージ(インターネット上の記憶領域)を利用することができます。

これより大容量のストレージを必要とする時に、はじめて有料サービスとなります。

 

もっとも基本的な利用方法としては、iTunes Storeで購入したコンテンツ(音楽、アプリ、書籍等)を、iCloudを経由して、同じAppleIDでログインした他のiCloud対応機器や、家族の所有する別のAppleIDで利用している対応機器で共有することです。

その他に、iPhoneなどで撮影した写真、動画を他の端末に転送したり、iCloud内で保存したものを公開したり、修正した結果を他の端末と同期するようなことも可能です。

そして、紛失したiPhoneや、OSがMacintoshであるパソコンが、別の場所でインターネットへ接続されると、その現在地を、iCloudへ接続した他の通信端末(パソコン、iPhoneなど)から簡単に確認できる機能などが、標準で利用できます。

 

iCloudの可能性

対応するアプリで作成、編集して保存した書類ファイルを、他のiOSデバイス(iPhone、iPodなど)や、Mac OSのパソコンと同期したり、ファイル自体をiCloudへアップロードしたり、などを可能とする「Documents in the Cloud」。

ファイルの形式に関係なく、様々なファイルをiCloud上に保存できる「iCloud Drive」などの新しいサービスが次々に開始されています。

また、有料サービスですが、パソコンの中にある大量の音楽データをiCloud経由で利用することができる「iTunes Match」というサービスも提供されています。

 

一つの家族(最大6人)で、購入したコンテンツや、写真、カレンダーなどの情報を共有して、親アカウントから、子アカウントへ、コンテンツを購入する際の許可を与える事で、コンテンツ購入に関するトラブルを防ぐことができる「ファミリーシェアリング」などのサービスも提供されています。

また、Apple社の製品であるビジネス向けツールの「iWork」を、Web上で利用できるようにしたアプリケーションである「iWork for iCloud」なども存在します。

 

iCloudは今後も大活躍

今後も活躍の場が、どんどん広がっていく事が確実なiCloudのサービスです。

今後のこのサービスの発展によっては、それぞれの持っている通信端末の中身をほぼ空っぽの状態にすることが当たり前の時代が来るかもしれません。

これは記録容量のすくないモバイル端末に配慮するためだけではありません。

万が一その機器を紛失、盗難などでなくした時でも、重要な情報が中に入っていなければ、情報の流出を心配する必要がなりなります。

 

iCloudへ通信端末の中にiPhoneなどの通信端末の情報を入れる際には、iCloud自体へ設定しているパスワードの管理には注意を払う必要があります。

単純なパスワードでは、すぐに他の人に侵入されてしまいます。

たとえば自宅の鍵の置き場所を忘れないようにと、その鍵を自宅の門にぶら下げておくような行為が、いかに非常識であるかはいうまでもありません。

単純なパスワードを設定するだけで、満足してしまうような行為も、同じようなレベルのセキュリティ対策となります。