サクラサイト商法と対策

ブログのコメント欄などで、知らない人が話しかけてくることが時々あります。

知らない人とも仲良くなれるのが、このようなサービスの特徴ともいえます。

しかし、なかには単なる友達つくりでは済まない人が混ざっているようです。

Facebookなどでも、自分と全く共通点のない人から、友達申請がくることがたまにあると思います。しかし、そもそも共通点がない人と友達になっても、意味がないのが現実です。

 

このようなサイトでつくった友達は、一度もお会いしたことがないため、本当に実在する人物なのかさえ疑問です。

最初は、共通の趣味などの話題を話のネタにしていますが、少しづつお金に関係する美味しい話が出始めたら要注意です。

例えば、登録するだけで、高額な商品がプレゼントされるとか、悩みを聞いてくれたら現金をプレゼントするとか、うれしくなるような話ばかりです。

このような美味しい話がでてくるようになったら、やはり友達ではないかもしれません。

 

サクラサイトとは?

一般的に「さくら」という言葉は、店舗を構えている人が、客寄せのために知り合いに頼んで店頭で客のふりをしてもらうことをいいます。

インターネットの世界のさくらも、似たような動機でおこないますがこちらの方が悪質です。

相手の話が本当の話なのかを確認する手段がないことを最大限に利用して、例えば魅力的な異性の写真を自分の写真として利用するなどして、自分が魅力的な女性(あるいは男性)であると誤解させることから、スタートします。

 

魅力的な異性を演じるくらいなら、まだましです。

中には、芸能関係者や、占い師、会社経営者、弁護士などを演じることもあるそうです。

その別のキャラクターを演じている自称友人が、巧みな誘導で、相手を各種の有料サイト(サクラサイト)へ入会させることで、多額の金銭を使わせるやり口を「サクラサイト商法」と呼んでいます。

相手の話に合わせて、どのような人物にも化けることができるのが、インターネットの特性を悪利用してなりたっている、このインチキ商法の特徴です。

 

サクラサイトにご用心

サクラサイトへの誘導方法で典型的な手段は、他の人のブログのコメント欄へサクラサイトへ誘導するリンクを書き込む方法です。

このリンクをクリックすることにより、いつのまにかサクラサイトへ訪れてしまうことになります。

いきなりサクラサイトだとすぐに怪しまれるので、まずはコメント欄に書き込んだ人のブログなどをリンク先にしておき、そのなかにサクラサイトへのリンクを仕掛けておくこともあるそうです。

 

一度サクラサイトへ登録してしまうと、利用料などの名目で手数料を請求されたり、解約すると解約手数料として高額な金額を請求されたり、といったことが起こります。

しかも、一度登録してしまうと、連絡先の情報などが他のサクラサイトの業者へ流用さることもあります。

 

サクラサイトの対策はあるのか?

まずは、知らない人からとどいた電子メールや、自分の書いているブログへのコメントなどの取扱に注意する必要があります。

また、占い、出会い系、ゲーム、内職・副業などを提供しているサービスは、その金額に関係なく安易に利用しないことをおすすめします。

最初は無料(または、低額)でも、それが高額なサイトへ誘うワナである可能性があるからです。

 

そして怪しいと思った段階で、登録はやめて下さい。途中でやめると、契約が終了していません、とのメッセージが何度も届くと思いますが無視して下さい。

このよう場合は、住所や、電話番号などの一切の連絡先を知らせてはいけません。

 

サクラサイトとは知らないで登録をおこなった場合は、一切の支払を拒否してもかまいません。

しかし、執拗な催促をしてくるのが相手方の作戦ですので、あまりにしつこいときは消費生活センターや警察に連絡する必要があります。

すでに、支払った後でも、金銭的な被害について消費生活センターから、カード会社や、サクラサイトを運営している業者へ連絡をいれて交渉することにより、カード会社の請求を取り消したり、返金されたりした例もあるようです。

 

連絡先としては、消費者ホットライン(0570-064-370)のほか、直接、各地の消費生活センターに相談することもできます。

また、警視庁 サイバー犯罪対策(03-3431-8109)は、平日午前8時30分から午後5時15分まで対応しています。