iPhoneの「i」は、なんの「i」

あたりまえのように呼んでいる「iPhone(アイフォン)」という商品名ですが、その先頭にある「i」の文字は、なにを表しているのでしょうか?

Apple(アップル)社の製品には、他にも「i」がついているものがあるようです。

パソコンだと、iMac(アイマック)、音楽プレーヤーだと、iPod(アイポッド)、タブレットだと、iPad(アイパッド)などです。

 

いつもはあまり気にならない、Apple製品のネーミングですが、その由来を書いたのがこの記事です。

製品のネーミングには、通常、そのメーカーのこだわりや、思い入れがつまっているものです。

ネーミングの由来を知ることで、その開発者の思いを感じることができれば、その製品にたいして更に愛着がわくかもしれません。

大量生産、大量消費の世の中ですので、なかなか自分の購入した物に愛着をもちにくいのが現状です。

 

iPhoneの「i」とは?

最初に「i」を製品名の先頭につけたApple社の製品は、1998年の8月に販売が開始された、ディスプレイ一体型のデスクトップパソコンである「iMac」でした。

当時は、ブラウン管一体型でしたが、現在は液晶のモニターと一体化したタイプが販売されています。

それまでの、いかにも事務機器らしいデザインのものとは、まったく別次元のデザインで、その後発表されるほとんどのパソコンのスタイルを、一変させることになる歴史的な1台でした。

 

当時のApple社のトップであったSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ、1955年2月24日?2011年10月5日)が、初代iMac発表時の講演で、新しいモデルの命名について話をしています。

それによると、iMacの「i」には、internet(インターネット)、individual(個人の、独特の)、instruct(教える)、inform(情報を提供する)、inspire(元気・ひらめきを与える)などの意味をこめているとのことです。

製品のラインナップをみると、プロ向けのハイスペックな製品には、名称の先頭に「i」をつけていないようです。

家庭で気軽に利用できる製品にのみ、その名称の先頭にこの文字をつけているのかもしれませんが、それをメーカー関係者が断言した記録はありません。

 

iPhoneはこんなツール

iPhoneは、2007年の6月29日にアメリカ合衆国で販売が開始された製品です。

それまでアップル社の主力商品であった音楽プレーヤーのiPodの機能、携帯電話の機能、およびインターネットや、電子メールを利用できる情報端末の機能の3つを一つの小さな端末に詰め込んでいるところが特徴です。

二本の指で操作することにより、画面に表示されているコンテンツを拡大、縮小することなどができる点も新鮮でした。

 

日本国内では、2代目にあたる「iPhone3G」から販売が開始されました。

当社は、国内の携帯キャリアでは、SoftBankのみが販売していました。

そのため、他社の携帯電話を利用している人の乗り換え需要と、データ通信定額コースの利用による顧客単価のアップにより、SoftBank社の売り上げが大幅に好転しました。

その後、他社も後追いでiPhoneの取扱を開始したため、現在では、国内の携帯キャリアの3社全てが、iPhoneを取り扱っています。

 

iPhoneはこれからもiPhoneらしく

初代のiPhoneの開発の中心となっていたSteve Jobs氏の死去により、ある程度の変化がおこりました。

たとえば、大画面のiPhoneの登場です。初代のiPhoneの画面の大きさには、かなりのこだわりをもっていたJobs氏でしたので、他社の類似商品が画面を拡大しても、iPhoneの画面は、大きさを変えることがありませんでした。

しかし、アプリがもとめる画面の大きさが、以前とは変わってきているのが現状です。

 

そのため、最近販売が開始された「iPhone6」では、とうとう大画面のモデルも提供されるようになりました。

しかし、画面の大きさ以外の部分では、特に操作面での設計思想は変わっていませんので、以前のタイプのiPhoneからの移行が比較的容易であるところも製品の魅力です。