iPhone誕生前の日本のモバイル事情とは

iPhoneが発売されるまでの日本のケータイ電話は今で言う「ガラケー」が主流だったのは記憶に新しい所

iPhone=スマートフォンと思われがちですがiPhone発売前から日本にもスマートフォンが携帯電話各社から発売されていましたが購入層は一部のビジネス用途やガジェット好きなマニアな方が中心でした。(当時の筆者はEMOBILEのSHARP製「EM・ONE」を使ってました。)

スマートフォンの存在はWindowsmobile機器を中心に存在していましたが、当時の携帯電話市場の多くはいわゆる「ガラケー」を中心に販売を展開していました。

当時3キャリア(docomo・au・SoftBank)とは別に「ウィルコム」や「イーモバイル」とスマートフォンに特化した機種やサービス(Air edge・つなぎ放題Pro等)を売りにしていたキャリアも今はY!mobileに統合されてしまいました。

携帯電話市場では2007年あたりからおサイフケータイが携帯電話に搭載され始め、対応可能な店舗やコンビニで使える環境が整ってきた次期でもあります。

iPhone誕生

2007年1月9日「MacWorld Expo」でスティーブ・ジョブズ氏からiPhoneが初めて世界に向けて公開された日であり携帯電話を根底から覆すプレゼンテーションが印象的で新鮮でした

この日を堺に会社名を「AppleComputer」から「Apple」へと社名変更した年でもあります。

参考:https://www.youtube.com/watch?v=x7qPAY9JqE4

 

そのiPhoneがこの世に誕生して今年で10周年を迎えました

初代iPhoneは通信規格が日本と異なっていたため発売されておらず、一年後のiPhone3GとしてSoftBankから独占発売されて当時も話題になって発売当日は長蛇の列が出来ていたのは記憶に新しいところ。

 

iPhoneとX02HTスペック比較

初代iPhoneとX02HT

スペック表

初代iPhone X02HT(HTC制)

SoftBank

サイズ(縦☓横幅☓厚さ☓重量) 115mm☓61mm☓11.6mm☓135ḡ 63mm☓114mm☓13.9mm☓120ḡ

 

OSバージョン(最終OSサポート) iPhone OS 1.0(iPhone OS 3.1.3) Windows mobile 6.0
CPU ARM 1176JZ(F)-S 412Mhz Samsung 2442 400MHz
メモリー 128MB
ストレージ容量 4・8・16GB 外部MicroSD(上限2Gまで)
画面サイズ 3.5インチ 480☓320 2.4インチ 240☓320
カメラ 200万画素(静止画のみ) 200万画素
カラー シルバー オレンジ・ホワイト・ブラック
発売日 2007年 6月25日(米国のみ) 2007年 9月21日

当時のOSはMicrosoftのWindowsMobile6が主流でWindowsで使い慣れたExcelやWordなどOfficeアプリケーションも使えていたのでターゲットユーザーは主にビジネスマンが多かったが一般に普及するまでには至らなかったしWindowsMobile6.5.3以降バージョンアップは行われていない

当時はアプリと言う概念がなくVectorサイトから使いたいソフトを探してMicroSDカードへダウンロード・インストールしていました。

当時のiPhoneのOSはIOS表記ではなく「iPhoneOS」と表記されていました

正直使い勝手は不安定でテキストのコピペ機能が使えなかったりSafariが落ちたりして不安定で使いづらい端末でしたがIOSに変更になりOSがバージョンアップされてくるに従って機能も使い勝手も向上し安定して起動するようになったのも懐かしい思い出ですね。(笑)

 

iPhone誕生10周年、今後iPhoneはどう進化するのか

翌年2008年にSoftBankから発売されたiPhone3Gが日本で爆発的にヒットした要因はiPhoneを日本で使えるキャリアはSoftBankのみだったのもあり、実質0円やホワイトプランデータ通信定額など価格面でもデータ定額やホワイトプランなど斬新なサービスが登場して来だした年でもあります。

 

歴代iPhone発売年表

2007年 1月9日iPhone2Gを発表、同年6月に発売。
2008年 7月11日SoftBankからiPhone3Gが発売。
2009年 6月9日SoftBankからiPhone3GS販売開始。
2010年 6月24日 iPhone4販売開始。
2011年 10月5日 iPhone4Sを発表、ここからSoftBank独占販売が崩れKDDIでiPhone4Sが発売。
2012年 9月12日 iPhone5を発表、

9月21日にSoftBankとKDDIから発売。

2013年 9月11日 iPhone5s発表、ここからNTTドコモでもiPhoneの販売が開始され日本の3キャリア全てiPhoneを取扱うようになる。

 

その後以降3キャリア(docomo・au・SoftBank)からiPhoneが発売されてからMNP争奪戦が繰り広げられ高額なキャッシュバックや一括0円、実質0円が乱立して各社対抗プランを打ち出してきたのですが、2015年9月に安倍総理から携帯猟奇を引き下げを検討するように総務省へ通達したのを切っ掛けに総務省タスクフォースが発足され昨年から携帯電話料金一括0円廃止やキャッシュバック廃止。

SIMロック解除義務化など含めて3キャリアへ指導してきました、iPhoneもiPhone5s以降目新しい機能が無かったために世界的にシェアを落としています。

 

2016年は格安SIM元年

昨年2月からSIMロック解除義務化やキャッシュバック廃止で3キャリアの通信料金は安くなるどころか高くなったユーザーも多いとの声もありその流れで格安SIMへと移行するユーザーも多かったこともあり、昨年末ICT総研の調査によると710万人規模になっていくのでは?と予想しています。

SIMフリーのスマホが2〜3万円で買えるのが普通になって来た時代にAppleが取った対策が4インチ画面の「iPhoneSE」の販売や「防水仕様iPhone7とFeliCa対応」と斬新ではないけど今までユーザーの声に耳を貸さなかったAppleがそれに答えた形になって発売されましたがそれだけiPhoneが売れなくなってきている状況に追い込まれているのではないかと思います。

 

2017年のモバイル市場は?まとめ

格安SIMとAndroid搭載の格安機種が今年は猛威を振るいそうな予感

3キャリアにとって厳しい年になるかも知れませんが昨年辺りから少しずつ登場している「ガラホ」(AndroidOSをベースにしたフューチャーフォン)も気になるところ

スマホ機能が頭打ちになりスマホからガラホへと機種変する方も意外と多そうで今年の注目は「ガラホ」と格安SIM業界が話題となりそうな予感です。