どうすれば共有ファイルになるの?

同じネットワークに接続することにより、他の通信端末(パソコン等)から、自分のパソコン内にある情報を確認することができる機能である「ファイル共有」は非常に便利な仕組みです。

いちいち、完了した仕事を提出する必要がないし、訂正した部分はすぐに他の端末からも確認可能です。

 

便利な機能であるファイル共有ですがそのぶん危険性もあります。

秘密にしておきたいと思った情報を、他の端末からのぞかれることもありえます。

そこで、通常の通信端末では同じネットワークに接続するだけでは、自動的に共有ファイルの機能が利用できないような設計をしています。

この機能を利用するには、共有ファイルが存在する通信端末の側で、一定の設定変更をすることにより、はじめてそのファイルは共有ファイルとなります。

 

共有ファイルとは?

共有ファイルの設定は、それぞれの通信端末ごとに異なった方法になりますので実際には利用している端末ごとに、インターネット等で設定方法を確認する必要があります。

今回は、一例として、自宅内のネットワークで利用している複数のパソコンに、OS(オペレーティング・システム)としてWindows7がはいっている場合の共有ファイル設定をみてみましょう。

 

まずは、ファイル共有の対象となっているフォルダの設定をするまえに、コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」→「ホームグループと共有に関するオプションの選択」→「共有の詳細設定の変更」と画面をひらいて、ファイル共有機能を有効にします。

具体的には、「ネットワーク探索」を有効、「ファイルとプリンタの共有」を有効、「パスワード保護共有」を無効(有効にすると、手順が複雑になります。)にして下さい。

 

次に、ファイル共有したいファイルが入っているフォルダ(なければ新規作成します。)のプロパティ(フォルダを右クリックして選択)の「共有」タブをクリックします。

さらに「詳細な共有」をクリックすると、「このフォルダーを共有する」というチェックボックスがありますので。

ここにチェックを入れた後で、さらに「アクセス許可」のボタンをクリックして、アクセス権を決定して、「OK」を合計2回クリックして設定画面を閉じます。

 

再度、共有フォルダを右クリックして、「共有」のメニューのなかから「特定のユーザー」を選択します。

この共有ファイルの閲覧を許すユーザー(他の通信端末のユーザー名、だれでも接続してよければ「Everyone」)を選択して完了です。

 

共有ファイルへ他の機器からどうやって接続するの?

他の通信端末のデスクトップのスタートボタンから、「ネットワーク」を開きます。

この段階で、共有ファイルを保存しているもう1台のパソコンが表示されていれば、そのパソコンの表示をひらくことにより、「Users」フォルダが現れますので、それを開いて共有フォルダをもっているユーザー名のフォルダをひらくことにより、共有フォルダの置き場所へアクセスすることが可能です。

もしも、他のパソコンから共有ファイルをおいているパソコンが表示されないときは、次のように、ネットワーク設定の変更をする必要があります。

 

コントロールパネルから、ネットワークの状態とタスクの表示をクリックして、ネットワークが「ホームネットワーク」になっていないときは、変更してホームネットワークにして下さい。

共有ファイルを閲覧するパソコンと、共有ファイルをおいているパソコンに設定されている「ワークグループ」が一致している必要がありますので、その点を確認することも必要です。

これは、スタートボタンから「コンピューター」を右クリックして、「プロパティ」を表示すると、コンピューター名と現在のワークグループが確認できます。

一致していないときは「設定の変更」をクリックすると変更可能です。どちらかのワークグループ名に統一する必要があります。

 

共有ファイルの利用開始

上記のように、多少の手順をふむことではじめて利用可能となるファイル共有の機能です。

セキュリティ対策ソフトの影響で、ファイル共有ができないこともありますので、どうしてもうまくいかないときは、セキュリティ対策ソフトの設定を確認する必要もあります。

ウィルスの感染をふせぐために、インターネットの接続を外した状態でいちどセキュリティ対策ソフトのみを終了することにより、セキュリティ対策ソフトが、ファイル共有に影響を与えているかどうかを、判断することができます。

 

フィルム共有機能は一つでも設定に問題があると利用できませんので、一つずつ設定を確認することが解決の近道になるかもしれません。

3台以上の通信端末が存在する場合でも、ひとまず2台の通信端末間でファイル共有ができることを目指して下さい。

その後、1台ずつファイル共有できる端末を増やしていくことをおすすめします。