アップデートは必要なの?

アップデートとは、そのサービスの大幅な変更を表現する「アップグレード」とはことなり、小規模な更新、改善、修正等を表す単語です。

インターネットの世界でもよく使われる言葉ですが、実際にはどのような動作をさすのでしょうか?

自動でおこなうアップデートにより、どのような変化が我々の使用しているパソコン等の情報端末に起こるのでしょうか?

それは、必要なことなのでしょうか?

 

アップデートとは?

インターネットの世界でのアップデートは、パソコン等に入っているありとあらゆるアプリケーションの不具合を修正したり、新しい機能を追加するために、そのアプリを提供しているメーカーが無料で提供しているサービスを意味する場合がほとんどです。

インターネットやCD等のメディアによって配布されるプログラムのことを「アップデータ」と呼びます。

 

以前、CD等のメディアによって行っていたアプリケーションのアップデートは、インターネット回線の高速化によって、データ通信の方式を利用する形態が一般になりました。

そのため、インターネットに接続しないで情報端末を利用している人は、せっかくの無料アップデートの機会を失うことになります。

 

最近は、一つのアップデートにより、不具合の修復と新機能の追加を同時におこなう場合が多いようです(そのほうがアップデートにかかる時間を節約できるからです)。

そのため、「新機能は不要なので今回のアップデートは必要なし」という判断が、その通信機器のセキュリティ上の問題を起こす可能性があります

 

自動アップデートを止めて、すべてのアップデートについて、その可否を決定することを希望するときは、それぞれのアップデートの意義、目的について、インターネット上で説明が公開されているのが通常ですので、その中身を一読したうえで、アップデートをおこなうかどうかの判断をする必要があります。

 

アップデートは必要なの?

すでに書いたように、新機能の追加のみに限定されたアップデートであれば必須のものではありません。

しかし、さらにその次のアップデートを実行するさいに、前回のアップデートを実行した機器でなければ、今回のアップデートはインストールできません、といった問題が起こる可能性はあります。

メーカーとしては、すべてのアップデートをおこなうことを前提としていますので、次回のアップデートのなかに、前回のアップデートの内容が含まれている場合をのぞいて、順番通りのアップデートを、メーカーから要求されることがありえます。

 

かならずアップデートすることが必要なものとしては、その機器自体の不具合を修正する目的で、機器を提供しているメーカーが配布しているアップデートがあります

異常な高温を発生する原因を修復するなどの目的であれば、大至急でそのアップデートを実行すべきです

 

また、セキュリティ対策を目的とするアップデートも同様です。

その機器の提供を開始したあとで、セキュリティ上の問題(セキュリティ・ホール)が発見されたときは、メーカーにより、そのアップデートをインターネット上から配布することが急がれます。

しかし、機器を利用している側が、そのアップデートを実行しなければ意味がありません。

 

アップデートは転ばぬ先の杖

パソコンのOSがWindowsである場合を例にすると、通常は、購入した段階で「Windows update(ウィンドウズ・アップデート)」という自動アップデートの機能が有効になっています。

その機能を強制的に止めない限りは、インターネットへ接続していれば、自動でアップデータのダウンロードとインストールがおこなわれます。

しかし、そのOSのメーカーによるサポートが完全に終了すると、自動アップデータのサービスも、終了してしまいます。

パソコン自体の動作に問題がなくても、アップデータの配布が終了したパソコンをインターネットへ接続することは、危険性が非常に高い行為となります。

 

同じアップデータでも、パソコンに入っているセキュリティ対策ソフトなどのパソコンメーカー以外が提供しているソフトのアップデートも必要なのは、いうまでもありません。

これを怠ると、いくらパソコンのOSが最新の状態でも、セキュリティ対策のレベルはかなり低いものになります。

セキュリティ対策の面では、一カ所でも手抜きをすることが許されないのがインターネットへ接続された通信端末の背負っている宿命といえます。