コンピュータウィルスとは?

「コンピューター・ウィルス(以下はウィルスとします)」は人間の手でつくられたプログラムで、パソコン等の通信端末に悪影響を及ぼします。

しかし、なぜそのようなものが、世界中の通信機器の中で繁殖しているのでしょうか?

この記事では、莫大な種類が存在するウィルスの持っている性質と、その脅威について解説しています。

 

ウィルスとは?

ウィルスは、マルウェア(不正なプログラム)と呼ばれる有害なプログラムのうちの一つです。

人間にとって有害な有機物のウィルスと同じ呼び名を使用している理由ですが、それは人間に感染するウィルスと同じように、ウィルス単体では全く活動することができないからです。

常に、感染先に別のプログラムファイル(宿主)が存在していないと、活動できません。

ウイルスは、宿主となる別のプログラムファイルの一部を書き換えて、自分のコピーを追加することで感染します。

 

そして、感染された宿主のプログラムが実行されたときには、感染したウィルスとおなじ内容のウィルス・プログラムを作成することで、増殖していきます。

他のプログラムがなくても、単独で実行、増殖できるものは、正確にはウィルスではありません。

例えば、トロイの木馬やワームと呼ばれるものはウイルスには分類されません。

 

ウイルスによる被害の範囲は幅広く、

  • 感染したコンピューターのデータが全て破壊される
  • 対象の機器が起動できなくなる
  • コンピューター内にあるIDとパスワードが盗み出される
  • コンピューターを外部から自由に操作できるようにされる(バックドア)

など、様々な悪事が行われてきました。

 

ウィルスの対策は?

まずは、インターネットからの感染を防ぐ必要があります。

対策としては、常に最新のOSと自動更新をおこなっている強力なウィルス対策ソフトがインストールされているパソコンなどの通信端末を利用するように心がけましょう。

また、単にセキュリティ対策をおこなっているだけではなく、その機器のウィルス感染の有無を確認するため、頻繁にウィルス対策ソフトによるフルスキャン(完全スキャン)を行う必要があります。

 

インターネット以外の感染経路としては、他人から借りたUSBメモリー等の記録媒体が考えられます。

中のデータをコピーするまえに、かならず、ウィルス対策ソフトによるスキャンをおこなう習慣をつけることをおすすめします。

このような対策をおこなっても、発生した直後の新種のウィルスには対抗できません。

しかし、そのときは侵入を許しても、定期的な完全スキャンをおこなうことで、結局は、安全を確保することが可能です。

 

ウィルス対策のこれから

世界中に存在するウィルス作者と、ウィルス対策ソフトを提供しているメーカーとの戦いがこれからも続いていくことは、間違いないことでしょう。

すでに、テロの一手段としても、その地位を確立したウィルスですので、これからもさらに強力なタイプが世界中で発生すると思われます。

我々も、多少の出費になったとしても、なんらかの対策をおこなう必要がありそうです。

 

一般のインターネット利用者が強力なウィルスに対抗するには、現在の環境でとることのできる全ての対策をとることしかありません。

 

月に一度でもかまわないので、パソコンのフルスキャンをおこなう習慣をつけるだけでも、セキュリティ対策として有効です

 

ウィルス対策ソフトも、完全無料のものから年間数千円を請求されるものまでたくさんの種類があります。

一般的には、有料で提供されているものの方が、新種のウィルスに対抗することができる更新情報(アップデータ)の配布が早いようです。