急にパソコンが重くなった場合の対処法

何年間も1台のパソコンを利用していると、ある時期から急にパソコンの起動が遅くなったり、アプリケーションの起動や、動作が遅くなったりすることがあります。

これが、パソコンの故障による現象ならば修理にだすことで解決しますが、どうもそうではないようです。

だれでも、経験のあるパソコンのトラブルですが、様子をみるしか打つ手がない状態のパソコンで、毎日不満を感じながら過ごしている人は、結構存在するのではないでしょうか?

 

とりあえずは利用できるので完全に故障とはいえません。

これでは、購入したお店の修理保証期間が残っていても、故障と言い切れるほどの不具合ではないため、なかなか言い出せないのが通常です。

 

なぜ、パソコンが重くなるの?

まずは、長期間使用しているうちに、以下のようなことが起こった際に、パソコンの動作が遅く感じられるケースが考えられます。

  • 不要な設定情報を追加した
  • 自動起動するアプリ等が増加した
  • 大量の保存ファイルによりハードディスクが一杯になった

 

次に、使用期間の問題ではなく、

  • スパイウェア
  • ウィルス
  • ハードディスク等の故障

 

による深刻な原因によるケースが考えられます。

当然ですが、あとの理由による動作遅延は設定変更等により簡単に復旧できる状態ではありません。

あるアプリをインストールした後に、動作が重くなったのであれば、そのアプリを削除すれば住む話です。

 

しかし、実際には、いつのまにかパソコンの動作が重くなり、その原因が不明であるケースが多数をしめます。

少しずつ動作が重くなった場合は、パソコンが起動した状態で、現在のメモリーの使用量をアプリごとに確認(OSがWindowsであれば、タスクマネージャを起動すると確認可能)することで、その原因となっているアプリを見つけることができます。

また、利用していないアプリがパソコンの起動時に自動で起動することがあります。

これは、そのアプリをインストールしたときに、自動起動するようにそのアプリのプログラムにより設定されたためです。

 

重くなった場足の対策は?

パソコンのOSにより確認方法はことなりますが、パソコンの起動に合わせて自動で起動するアプリの一覧をだすことができれば、セキュリティ対策ソフトなどの自動起動が必要なアプリをのぞいて、それ以外の不要なアプリの自動起動を止めることで、起動時間を短縮できる可能性があります(OSがWindows8であれば、タスクマネージャで設定可能)。

また、必要なアプリであっても、それを起動するとかならずパソコンの動作に問題が起こるときは、一度そのアプリをパソコンから削除して再度インストールすることにより、問題が解決する可能性もあります。

 

もっとも、強力な対策は、一年に一度くらいの頻度で、パソコンのOSを再インストールするという方法があります。

これによって、新品で購入した段階にパソコンの状態を戻すことができます。

当然、全ての情報が一度消去されますので、必要な情報は、外付けのハードディスク等に避難させる必要があります。

 

しかし、その効果は絶大です。前の章で書いたスパイウェアなどの影響により発生した問題は一気に解決してしまいます。

また、使用しているうちに、いつのまにか動作が重くなった、というケースでも、かなりの効果が期待できます。

このOSの再インストールでも、パソコンの動作が改善しないときは、残念ながら、ハードディスク等の機械的な故障が予想されますので、メーカーによる修理などの対応が必要になります。

 

重くなることは宿命かもしれません

どのような高性能のパソコンであっても、数年間の利用により、ある程度の動作遅延を感じることはあると思います。

前の章でも書いたOSの再インストール(リカバリ)がもっとも有効ですが、いままで経験したことのない人には、かなりハードルが高い作業になります。

 

しかし、最近のメーカーは、その点を考慮したパソコンを多数提供しています。

リカバリのときに、必要な情報を、自動的に保存する機能をもっているパソコンを購入すれば、思っているよりも簡単にOSの再インストールをおこなうことが可能です。

 

OSの再インストールはあくまで、最後の手段となります。

いつ頃から、パソコンの動作に問題が発生したのかを利用者が記憶している場合、まずはシステムの復元機能を利用して、調子の良かった時期にパソコンの状態を戻してみることをおすすめします。

どの方法を試すにしても、大事な情報は外付けのUSBメモリー等にコピーしてから、実際の作業を開始する必要があります。