詐欺サイトとは? 解説と対策法 ワンクリック詐欺編

インターネットでの検索に慣れてくると、少しずつ未知の世界へ足をふみいれるようになると思います。

しかし、アマゾンのジャングル以上に危険なのが、インターネットの世界です。

その中で遭遇する未知のモンスターは、知識という武器があれば避けることができるものがほとんどです。

この記事では、インターネットに潜んでいるモンスターの一つであるワンクリック詐欺について、対策方法を紹介しています。

 

WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)という、地球の裏側にあるサーバ上の情報でも、一瞬で、自分のパソコン等の画面に表示できる便利な機能を利用しているインターネットですが、逆に、URL(ウェブサイトのアドレス)さえ間違わなければ、どんなに危険な内容のウェブページでも表示してしまう、という危険性も併せ持っています。

 

ワンクリック詐欺とは?

ワンクリック詐欺とは、以下のようなものを指します。

色々なウェブページをみているうちに、いつのまにか高額な利用料金の請求画面が表示されます。

さらに、それが1回で済まず、翌日以降にも、その請求画面が勝手に表示されてしまう、というパターンがほとんどです。

 

やむなく、数万円以上の金額の利用料金を支払うと、その画面はそれ以降でなくなるような仕組みになっています。

このような手口で、世界中のインターネット利用者がお金をだまし取られています。

 

このような詐欺サイトは、こちらが年齢認証等の契約以外の目的でクリックしただけで、利用料金の請求画面を表示しますので、お金を払う必要はありません。

しかし、そのままではパソコンが利用できないうえに、画面に高額の請求を求める大きな表示(通常は、裸の女性も表示されるのがお決まりです。)がでているのでは、家族にどう説明すればよいのか、困ってしまうと思います。

 

しかし、困るのは当然です。

わざと困らすようなデザインの表示を出すのが、詐欺サイトをつくっている相手側の作戦です。

警視庁のサイバー犯罪対策課には、電話相談窓口もあります

(電話相談 03-3431-8109、平日午前8時30分から午後5時15分まで)。

 

ワンクリック詐欺の対策

怪しいウェブページを開かないのが一番の対策ですが、そうはいっても、いつのまにか誘導されてしまうようなつくりになっているのが通常です。

アリ地獄におちるアリのように、人間の本能に訴えかけるようなデザインのウェブページで誘うのが、相手方の常套手段です。

請求画面に応じる必要もないし、一切の連絡は不要です。連絡をすると、相手の思うつぼです。

 

問題は、この請求画面がでている状態では、パソコン等の利用が困難である点です。

簡単にこの表示がなくなる方法があればすぐに解決します。

しかし、それでは詐欺サイトを運営している側が不法な収入を得ることができません。

 

そのため、一般的な市販されているアプリケーションのように、パソコン等の操作で簡単に削除することができないような設計になっている場合が、ほとんどです

パソコンであれば「システムの復元」や「リカバリ(OSの再インストール)」等の、ある程度は強力な復旧手段でないと、この手の請求画面を消すことは非常に困難です

 

ワンクリック詐欺の今後は?

現在のワンクリック詐欺の手法は、ほぼ解明されていますので、さらに巧妙な方法で、インターネット利用者を自分たちの仕掛けたワナへ誘導する方法を、開発することは確実です。

インターネットを利用する我々も、新手の詐欺に関する情報には、常に、敏感であることが必要です。

 

「一度でもクリックしたのだから、しょうがない…」

 

とこちら側があきらめて高額な利用料金を支払うことをまっているわけです。

できるだけ、こちらがあきらめやすくなるような心理的効果を狙った手法を、新しく考えだす点では、これからも詐欺の手法自体は変わりません。

 

最近の手法としては、スマホの画面に利用者の携帯電話の番号などの個人情報を表示することにより、利用料金の支払を無理強いする手法があるそうです。

これは、違法なプログラムをスマホにインストールして、個人情報を盗み出すことにより、はじめて可能となる手法です。

どちらにしても、こちらから連絡することは控えて下さい