SMSとは? 定義と仕組みをご紹介!

電子メールという仕組みを発明した人は、人類がこれだけ大量のメールを送ることになることを、予想できなかったのではないでしょうか?

それほど、我々の生活の一部になってしまったかのような印象を受けてしまう、現在の電子メールの使用状況です。

文章だけではく、写真や動画や音声まで一緒に送信することができるようになっても、なぜか一番シンプルなメッセージ方法が生き残っています。

この記事では、最もシンプルであり、制限だらけの様式でありながら、たくさんの利用者が存在するSMS(ショートメッセージサービスの略称)に着目し、定義と仕組みをご紹介しています。

 

シンプルで、文字数の制限があることにより、昔の電報のように要点のみを送信することになります。

それにより、受信相手も簡単にメッセージの内容を理解することでできるこの仕組みは、仕事等で多忙を極めている人には、大変ありがたいメッセージ方式です。

 

SMSとはこんな仕組み

このメッセージ送信方式では、メールアドレスは不要です。

送信相手の携帯電話の電話番号を送信先としてメッセージを送ることができます。

文書以外に写真や動画等を添付して送信することもできません。おまけに、送信できる文字数には制限があります。

これは通信キャリアにより多少の違いがありますが、半角で90または160文字以内、全角で45または70文字以内です。

 

送信先の携帯電話の電源が入っていれば、受信圏外にいないかぎり自動的に受信します。

送信できなかったときは、受信が可能になった段階で再度送信されます。

通常のメール送信とはことなり、常に発信されている電波信号で、基地局のアンテナとの通信状態を確認している「シグナリング・チャネル」を利用して送信するため、低額で送信できるうえに受信までの待ち時間が比較的短時間である、という特徴があります。

つねに、携帯電話が送信できる状態にあるため反応が早いといえます。

 

SMSは結構便利です。

現在では、送信先が海外の携帯電話の番号であっても、メッセージを送信できます(PHSを除く。)。

日本国内では、比較的最近まで、他の通信会社の提供する携帯電話にはSMSによるメッセージを送信することができませんでした。

それが可能になったのは、2011年7月13日からです。

この日から、国際SMSを含む全ての他社提供の携帯電話の電話番号を指定したSMSが可能となりました(PHSを除く。)。

docomoとsoftbankについては、それ以前から国際SMSに対応していました。

 

現在では、単なる短文のメッセージを送信するだけではなく、通信用のアプリケーションの本人確認に利用したり、各種の通知(通信会社からの通知メール等)に利用したり、等の利用方法でも活躍しています。

通常の携帯メールでは、通信会社が変わると、メールアドレスを変更する必要がありますが、電話番号であれば、番号をそのまま移行することにより、それまでと同じように、SMSがとどきます。

相手のメールアドレスがわからなくても、とりあえず電話番号を知っていれば緊急時の連絡にも困りません。

この機能を利用した迷惑メールも存在しますが、設定変更により、SMSに制限をかけることも可能です。

 

SMSはこれからどうなる?

やっぱり、なにごとも、シンプルがいちばんかもしれません。

機能が追加されて、色々な絵文字やスタンプを利用できるようになると、忙しいときでも、多少の時間をかけてメールに装飾をほどこすことが習慣化してしまいます。

この点、SMSであれば、そのような手間をかけることができないため、メッセージの要点のみを送信しても、失礼にあたらない、というところが、人気の秘密なのでしょう。

 

これからも、多忙な状況でどうしても連絡をとりたいときには、SMSのように、ぜい肉をそいだメッセージを簡単に送信できる仕組みが必要になると思われます。

メール本文にあらゆる装飾ができるタイプの無料通話ソフトの利用者が増えると同時に、SMSのようにシンプルな通信アプリの人気も継続するのではないでしょうか?