国内では初!楽天銀行がiPhoneの指紋認証を利用したログイン対応

銀行のサイトを開くたびに入力が必要となるIDとパスワード。

このような情報の入力を不要としながらも、高いセキュリティを確保したログイン方法の登場が以前から要請されていました。

その答えとなりそうな指紋認証を採用したログイン方法。これが楽天銀行の専用アプリをインストールしたiPhoneで利用できるようになったようです。今後の利用範囲の拡大が期待されている指紋認証を国内で最初に採用した楽天銀行アプリに注目です。

指紋認証によるログイン対応とは?

楽天銀行が提供をはじめた日本国内では初となる試み。それがiPhoneに搭載されている指紋認証を利用したログインの対応。

具体的にはiOS8以上にアップデートしたiPhone5s以降の製品で利用できる機能です。楽天銀行が無料提供している「楽天銀行アプリ」を事前にインストールする必要も。

この方法でログインできるのは、あくまで最初のログインまでです。振込などの各種サービスを利用する際には、あらかじめ定めた認証番号が必要となります。そのためログインした状態のiPhoneを紛失しても、勝手に送金されることはありません。

ログイン時のパスワード入力が不要になるだけでも、大幅に使い勝手が向上することはいうまでもありません。iPhoneに指紋認証の機能が搭載された時点で、このような利用方法が想定されていましたが、国内では楽天銀行が一番乗りだったようです。

ログインに指紋認証を採用した意味

現在一般的に利用されているIDとパスワードによるログイン方法。すでにセキュリティ対策の面では限界にきていると思われます。

特に高齢者の利用者が増えると、単純なパスワードを利用したり、変更したパスワードを記憶するわずらわしさから一度決めたパスワードを長期間継続したりする人の割合が増えると予想されます。

このような問題を解消するひとつの方法として、指紋認証を採用した楽天銀行の専用アプリ。現在のログイン方法の問題に対するひとつの解答になるでしょう。現在はiPhoneにインストールされたアプリのみが対象ですが、パソコンでの銀行口座へのログインとiPhoneでの指紋認証をリンクさせるようになれば、さらに好ましい環境となるでしょう(現在、Macパソコンの画面ロックの解除まで可能)。

もしもパソコン画面でのログインにも指紋認証を採用すれば、パソコン内にIDとパスワードを入力する必要はありません。ログイン画面を後ろから見られても、パスワードを盗まれるという心配事もなくなりそうです。

指紋認証を利用する機会は、今後も増加?

いつかは指紋認証でも危険性ありという時代がやってくるかも知れません。

それでも現在のログイン方法に比べると、高い利便性とセキュリティ面での安全性を両立している指紋認証。今後もあらゆる分野で、この認証方法が採用されることでしょう。

銀行のATMなどで手元に持っているiPhoneを利用した指紋認証で現金を引き出せるようになれば、後ろに並んだ人に暗証番号を見られる可能性がなくなります。また最終的にはiPhoneさえあれば、キャッシュカードがなくてもATMを利用できるようになる道さえ開けそうです。