PoE対応機材のネット障害に自動で対応可能「PoEリブータ PB104A」

Webカメラで監視している場合、その機器に問題が発生すれば通常は電源を再投入するなどの方法で普及させる必要があります。

しかし全体の設置台数が多数となれば、すぐに復旧させることは困難でしょう。

もしかしたら、そのまま長期間経過するかも知れません。このような状況に自動的に対応できる製品である「PoEリブータ」に関する話題を紹介します。

PoEリブータによる障害対応とは?

PoE(Power over Ether)とは、データ通信を行っている有線LANケーブルを利用して電源を供給する方式。

Webカメラなどの機器を設置する際に、有線LANケーブル1本のみを接続すれば、データ通信と電源供給の両方に対応できる点が大きなメリットです。

Webカメラ、HUB、無線LANのアクセスポイント、IP電話用の電話機などで採用されています。

このような機器に障害が発生した場合、通常は再起動などを行って復旧させる手段が一般的です。

これを手動ではなく自動で行うことができる製品が「PoEリブータ」と言うことです。

今回紹介するアイエスエイ社の製品「PB104A」は、希望小売価格65800円(税抜)で販売が開始されたばかりです。

最大で4台のPoE対応機器を接続可能であり、各機器に対して動作が正常であることを確認する信号を定期的に送信します(ping疎通による死活監視)。

それに対して応答しないPoE機器があるときは、その機器が接続されているPoE電源のみを入れ直します。

再度電源を入れた後で、死活監視の信号を送信して応答があれば問題解消ということですが、決められた回数電源を再投入しても反応がないときは、電源再投入を中止します。

PoEリブータからの障害通知も可能

このPoEリブータ「PB104A」には、管理者やサポートスタッフへのメール(送信先は最大5件)による障害通知や、自動復旧の報告を送信する機能も搭載。

さらに最近発生した障害情報は最大で200件記録します。同社の別サービスである「メル丸くん」と連携すれば、ランプの点灯や音声によってPoE製品に障害が発生したことを知らせる機能を利用可能です。

設定によってPoE製品の定期的な再起動、スケジュールに従った電源のON、OFF、外部からの制御なども可能としています。

省エネルギー化も期待できるため、今後は多数の分野で利用されるようになるでしょう。実際に設置する場所は、もともと設置されているPoE対応のルーターとPoE対応のWebカメラなどの間に、この製品を入れこむような形で配線を行います。

PoEリブータはこれからの主流に?

一本のケーブルでデータ転送と電源供給に対応するというPoE規格の長所を上手く利用した製品であるPoEリブータ。これからますます利用価値が上がっていくことは確実です。

少ない保守スタッフによって大規模なネットワークの運営に対応するには、このような製品を有効利用する必要があるでしょう。

そして必要のない時間帯には自動的にPoE対応機器の電源を止めるような設定も可能となれば、ネットワーク環境の省エネルギー化という方向にも合致しています。