iPhoneに対応!Facebookの無料通話アプリ「WhatsApp Messenger」

日本国内では無料通話アプリのLINEが、メッセージアプリの分野で高い占有率をほこっています。

ところが海外では2年目から有料(年間0.99ドル、約118円)になるアプリ「WhatsApp (ワッツアップ)Messenger」が、約6億人という多数のユーザーの支持を獲得しているという事実。

これは日本国内のメッセージアプリのユーザーにも影響するでしょうか?

WhatsApp Messengerは、海外で多くの利用者

WhatsApp Messengerは、もともとは米国のWhatsApp社が提供していたサービスですが、2014年にFacebook社が買収を発表しました。

現在ではFacebook社が提供するサービスとなっています(同年10月に買収完了)。

メッセージ、画像、動画と音声ノート(録音した音声データ)の送受信に対応したアプリを使用しますが、現在のところ音声通話には対応していません。

総額200億ドル(約2兆4000億円)を超える買収費用を支払ったということですが、将来的にはそれ以上の利益をFacebook社にもたらすことでしょう。

本人認証にはLINEと同じように端末固有の電話番号を使用するため、当初はWi-Fiのみに対応したタブレットでは利用できませんでした。

常に電話番号をアカウントとして利用する点が特徴でしょう。現在では、パソコンなどのWebブラウザからでも利用できる機能を提供しています。

WhatsApp MessengerをパソコンやWi-Fi対応の端末で利用

2015年1月からは、Webブラウザでこのアプリ上の会話を「ミラーリング」できるようになりました。

そのためパソコンやWi-Fiにだけ対応したタブレットなどでも、同じ機能を利用できる環境となりました。

現在はパソコンとAndroid OS対応のモバイル端末のみを対象としていますが、これはiOS端末のブラウザに対応させる作業が遅れていることが理由です。

パソコンなどのWebページに表示されている「QRコード」をWhatsApp Messengerを利用しているモバイル端末でスキャンすれば、両者を連携させることが可能です。

この手順を求めることによって、パソコンやタブレットなどを別の人が操作して本人になりすますことを防いでいます。

またパソコンなどでメッセージのやり取りを継続するには、WhatsApp Messengerアプリをインストールしているモバイル端末を常にインターネットへ接続する必要もあるため、一定のセキュリティは確保されます(あくまでミラーリング機能ということです。)。

WhatsApp Messengerが提案するメッセージアプリの世界

LINEと異なり音声通話に対応していない有料アプリが、日本国内で爆発的にユーザーを増やす可能性は少ないかも知れません。

ただし2年目から有料になるとしても、日本円で年間100円を少し超える程度の金額です。海外に住んでいる友人や仕事相手とのメッセージのやり取りに使うとしたらかなり便利なサービスと言えます。

電話番号をそのままアカウントとして利用できるというシンプルな利用方法も、好まれるかも知れません。そして世界中に多数のユーザーが存在しているという現状が、このサービスの魅力を物語っているようです。