Facebookによる新しいインターネット回線は空から提供予定か!?

世界の人口から言えば、未だにその3分の2に相当する人がインターネットを利用できないという話を聞くと意外に思うかも知れません。

それだけインターネットを代表とするネットワークの発展が、一部の国だけで起こっている現象であるということでしょう。

それにしても、インターネット回線が利用できないだけでも、大きなハンデキャップとなります。

世界中の全ての人が平等にインターネットを利用できる環境の実現を目指して、壮大な計画が準備中であるという話題を紹介します。

新しいインターネット回線は空から?

米国のFacebook(フェイスブック)社が行ったある実験が成功したとのニュースを知っていますか?

その内容は、以前なら夢にも出てこないようなものです。太陽電池を動力とするドローン(無人飛行機)を、地上18000メートルの地点で数ヶ月間飛ばすという壮大な計画があります。

今回のニュースは、その計画のために行った最初のテスト飛行が成功したという内容です。

将来的にはこのような無人飛行機が編隊を組んで一定の場所を飛び続けます。

そして現在でもインターネットが利用できない地域に住んでいる約50億人の人に、通信環境を提供できるようにする計画です。

このドローンが基地局となって地上の住民にインターネットへの接続環境を提供する予定です。

上空を飛んでいるドローンと地上の通信には、レーザー光線を利用した通信手段を採用します。

Facebookによるドローンの活用

Facebook社はこの計画のために、ドローンを専門にしている英国のAscenta社を買収までしています。

この買収された英Ascenta社は太陽エネルギーを利用したドローンの連続飛行時間では最長記録を持っているほどの企業でした。

その技術を利用して開発したドローンが「Aquila」と名付けられたものです。

大きさは大型のジェット旅客機と同じくらいですが、その重さは小型の自動車程度とのことです。

そのため動力源が太陽エネルギーのみであっても、長期間の飛行が可能となります。このドローン同士もレーザー光線で通信を行い、遠方までのネットワークを構築するということです。

ただし実現にはまだまだ大きなハードルが存在しているようです。

そもそもパイロットの載っていない飛行機を長期間飛ばし続けること自体が、現在の法律では問題になるそうです。技術的には多少の困難があっても実現できる可能性が高いと思われます。

今後のインターネット回線はどうなる?

我々だけがインターネットの恩恵を受けている現状から、世界中の全ての人が公平にチャンスを与えられる世界に変われるチャンスかも知れません。

世界的な通信の平等化はインターネット回線の拡大からはじまりそうです。

今後もあらゆる方法によって、世界の全ての場所でインターネットが利用できるようにする動きが起こるでしょう。

太陽の光や空気と同じように、全ての人が自由にインターネット回線を利用できるような世界が到来する時期は、それほど先ではないでしょう。