山手線内の全駅にJR東日本の無料wi-fiサービス導入決定

2020年のオリンピックに向けて準備されているのは、スタジアムのような大きな設備だけではありません。

日本にきた人が自由にインターネットを利用できるような環境を、早急に用意する必要もあります。

そのため無料で利用できるwi-fiサービスの提供が全国的にはじまっています。

すでに各交通機関でもその流れが進んでいる現状のなかで、多数の旅客が移動する際に経由するポイントである東京の山手線の全線の各駅で、提供が開始された無料wi-fiサービスを紹介します。

山手線内の全駅に提供される無料wi-fiサービスとは?

JR東日本の発表では、4月7日から東京都内の山手線全駅で、無料のwi-fiサービスの提供が開始されます。

これは日本に訪問した外国人向けのサービスである「JR-EAST FREE Wi-Fi」の一環として提供されるサービスです。

もちろん日本人を含めた全ての人が利用できるサービスであり、対象となる駅の構内には、このサービスの提供を告知するロゴが掲示されています。

利用者は、「JR-EAST_FREE_WiFi」と表示されているSSIDに接続します。

次に表示された規約に同意してメールアドレスを登録すれば、すぐに利用できます。

すでに東京都の地下鉄や、市営バスなどでは提供されているサービスですが、今後もエリアの拡大が望まれます。

提供エリアの拡大は時代の流れ

2020年の東京オリンピックに合わせて、このような公衆無線LANサービスがあちこちで準備されているようです。

すでに2012年から東京駅や新宿駅などの12の駅で、無料のwi-fiサービスは提供されていました。今回の発表によれば4月の末までに山手線の全ての駅でサービスが提供される体制となります。

それでは移動中の列車の中では、どうでしょうか?2012年から2013年まで車両内でwi-fiサービスのテストを行った結果から、残念ながらサービスの提供は見送られました。

車内が混雑した状態では1つのアクセスポイントを利用する人が600人程度になるため、通信速度の遅延が発生するようです。

全ての車両が地上を走る山手線では、一般の携帯キャリアから提供されているLTE回線などを利用すれば、特に通信に問題は起こらないという事情もあります。

無料wi-fiサービスの今後は?

全国的に公共交通機関では無料wi-fiサービスの提供が進んでいるようです。

山手線の場合と異なり、走行中の車両の中でも利用できるサービスが多いようです。

これらのサービスではWiMAXやLTEなどのモバイル回線を利用して、走行中でも通信が途切れないwi-fiサービスを実現しています。

山手線のように、満員状態になる可能性が高い路線でなければ、極端に通信が遅延する事態も起こらないでしょう。

特に長距離の移動中に、自分で契約しているモバイル回線を利用しなくても、無料のwi-fiサービスを利用してインターネットへ接続できる環境が用意されていることは喜ばしいことです。

どこに訪問しても無料のwi-fiサービスが利用できるような環境が整えば、外国からの客人の日本に対する評価も向上する可能性があるでしょう。

魅力的な観光地に訪問した人ほど、その感動をインターネット上で共有したいと考えるのが通常です。