SDKはソフトウェアを開発するツール

定期的に新製品が出ているアプリケーションの世界ですが、その開発にはどのような方法があるでしょうか?

アプリケーションの全てを一からつくるとしたら、非常に長期の開発期間が必要ではないでしょうか?ところが実際には開発を容易にする仕組みが、多くの場合は無償で提供されているようです。

しかもインターネット上には、特定の製品向けに提供されている専用の開発ツールが存在しています。実際にどのようなツールが提供されているのかを解説します。

SDKの存在意義は?

特定のソフトウェアやコンピューターシステムまたはゲーム機などで利用するアプリケーションを開発することに特化して作成されたツールがSDK(ソフトウェア開発キット)です。

このSDKの存在によって、どのようなメリットが当事者にあるでしょうか?

もしも、このような開発用のツールがないとしたら、ソフトウェアの開発者はまず開発用のツールから作成する必要があります。

そのためには対象となる製品を提供している企業などから、現在提供されているアプリケーションの仕様について必要な情報を取得する必要があります。

その段階で情報の開示を拒否されれば、その開発は暗礁に乗り上げます。これでは、その製品を提供している企業が許可した業者だけが、新しいサービスを開発できることになります。

すべての製品情報をメーカーが囲い込んでいた時代には、このような対応が普通でした。しかし、それではせっかく販売している自社製品の可能性をつぶすことになります。多数の開発業者が自社の製品の付加価値を高めるようなアプリケーションを提供した方が、売上のアップに結びつきそうです。

SDKを無料提供するのはなぜ?

自社製品の価値を高めるアプリケーションを開発してくれる業者を増やすためには、できるだけ開発者が使いやすいSDKを提供する必要があります。

そのようなツールをインターネット上で無料提供することによって多数の開発業者が参入すれば、自社で独自にアプリケーションを提供することなく製品ユーザーを増やすことが可能です。現在のスマートフォンなどは、このような流れを上手につくることによって、本体の売上金額以外にも膨大な利益を上げることに成功しています。

また自社においても、同じSDKを使用して優れたアプリケーションを開発することで、製品以外の収入を得ることも可能となります。売上アップのために高い費用を負担して、次期製品を早急に開発する必要もありません。開発環境を提供するだけで、開発業者が自由に魅力的なアプリを提供してくれるこのような流れこそ、すべての分野で活性化のために必要とされています。

SDKの有効利用

SDK自体も進化しているようです。ある程度の基礎知識があれば、SDKを利用して新しいプログラムを開発することができなくもありません。

そうなると、自分の持っているアイデアがいかに独創的で優れているかが問題となります。自分のアイデアをアプリケーションという形にすることができる人と協力すれば、非常に大きな仕事を完成させることができるでしょう。

将来的には、プログラムの知識がなくても大きなビジネスチャンスを獲得できる、そんな時代がやって来るかも知れません。それほど、現在のIT業界にはチャンスが転がっていると言えるでしょう。新規ビジネスの立ち上げを構想している人は、チャンスをつかむ手段がインターネット上に多数存在していることに、早く気が付くべきでしょう。