3Gで利用するモバイル機器のあれこれ

すでに「3.5G」ともいわれているのが、現在の3G回線を利用した高速通信です。

最高速度の面では、最近の一般的な高速通信規格であるLTEといい勝負ができる程度のまで進化しました。

LTEを提供している通信会社の新技術の採用により、速度的には、差をつけられそうな状況ではありますが、提供エリアの面では、まだまだ有利な面もある現在の状況です。

この記事では、3G回線を利用して、高速通信をおこなうことができるサービスを利用する場合に提供されるモバイル機器の紹介をしています。

その利用環境によって、どの機種を選択すべきかをわかりやすく解説しています。悩んだときのヒントになれば幸いです。

 

ほとんどのモバイル機器は、持ち運びを考えて設計されています。それでも、その大きさにはかなりの違いがあります。

また、利用できる通信規格によっても、その種類がわかれます。

できるだけ、高速で利用できるタイプを選択すべきなのは、当然ですが、キャンペーン等では、その提供する機種によって、支払金額がことなります。

どこまでの通信速度を必要としているのかによって判断する必要があります。

 

3Gは、どのような機器で利用するの?

一例として、SoftBankが提供している通信回線である「ULTRA SPEED(ウルトラスピード)」をみてみましょう。

この回線は通信規格としては、最大で下り42Mbpsを実現しています。「DC-HSDPA」、「HSPA+」という3G回線を利用する二つの高速通信規格を使用しています。

提供される機器では「SoftBank 102HW」が最新のタイプです。Wi-Fiルータタイプで、さらなる高速通信(下り最大で110Mbps)を可能とする「AXGP」という通信規格も同時に利用できるタイプです。

AXGPのエリア外では、対応するエリアのひろい「ULTRA SPEED」の回線を利用することができます。

 

数種類の通信規格に対応しているものとしては、ワイモバイルの提供している「Pocket WiFi GL09P」があります。

AXGP、LTE、3Gの三波に対応しています。Wi-Fiルータタイプですので、上記のSoftBank 102HWと同様にWi-Fiルータとして、複数のWi-Fi機器を接続できます。

 

SoftBankが提供している「005HW」は、パソコンにUSB端子を利用して接続することができるタイプです。

通信機規格はULTRA SPEEDに対応しています(最大で下り42Mbps)。

この大きさでしたら荷物になりませんので、万が一に備えて予備に持っておけば、無線LANに対応していないパソコンでもインターネットへ接続することができます。

 

3Gは、魅力あるの?

通信速度の面では、すでにこれ以上の進歩はむつかしいのではないでしょうか?

しかし、利用できるエリアの面では、まだまだ利用価値があるようです。どんなに通信速度が早くても、利用できるエリアがせまければ、意味がありません。

通信速度が多少劣っても、利用できるエリアが広い方が使い勝手がよいと感じるのではないでしょうか?

 

今後、3Gのモバイル回線を契約するさいには、他の高速回線も同時に利用できるタイプの通信機器を選択することをおすすめします。

そのエリア内であれば、AXGP、LTE等の高速回線を利用し、それ以外のエリアでは、3G回線を利用してデータ通信をおこなうことができる機種が、もっとも広いエリアで活躍できるモバイル通信機器となります。

 

ビジネスでも趣味でも、外出先でモバイル通信のエリアから外れたことにより、全くデータ通信ができなくなる状況というものは、我慢がならないと思います。

そう考えると、3G回線の活躍できる場面は、当分の間、なくなりそうにありません。

 

3Gは今後どうなる?

3G回線で利用している周波数帯は、将来的には、さらなる高速通信を可能とするLTE等の回線が利用することにはなると思います。

しかし、それなりの歴史のあるモバイル回線の一つである3G回線は、そのエリアの広さと、技術革新による高速化によって、まだまだ利用価値がある通信回線です。

どこでも利用できることが通信回線の理想的な姿です。どんなに高速でも、場所が制限されたものでは意味がありません。

モバイルだからと、ある程度の我慢を当然としてきた我々ですが、やはり使用できるエリアの広さを一番に優先して、新しい通信規格の提供開始と、設備の拡張を希望したいと思います。