ケースに装着してiPhoneの電波増強 それがLINKASE

コンパクト化が重要なポイントであるモバイル機器には、どうしても性能の面で犠牲になる部分がでてくるようです。

例えばwi-fi環境で利用する場合の電波の受信強度の問題です。アンテナを外に出すことができない以上、何とか本体内の狭い空間に詰め込む必要があることは仕方ありません。

しかしモバイル機器を持つ手の場所によって、受信強度に影響がでることは避けることができません。そのような問題を解決できると宣伝している製品は多数に上ります。その中でも今回はかなり有望な製品を紹介します。

LINKASEは、iPhoneの無線通信高速化ケース

LINKASEは、iPhoneをこの製品に格納して、後ろにあるアンテナを指でスライドさせると、約40mm飛び出します。

もともとiPhone内部の背面上部に装備されているヨコ型のwi-fiアンテナに対して、このたて型の外部アンテナがL字型をつくるような形となります。

この状態であれば、iPhoneを握っている手が邪魔になってwi-fi信号が届きにくいという事態を避けることができます。

製造しているABSOLUTE technology社では、wi-fi信号の受信感度が最大で50パーセントアップするとの見解を公表しています。実際に利用している人の感想から考えても、受信感度の向上が実際に期待できそうです。アンテナがケースと一体化しているため、必要でないときは簡単に格納できる点もデザイン的に評価されているようです。

LINKASEの高速化の仕組みは?

EMW(Electro Magnetic Waveguide)と呼ばれている技術によって、モバイル機器の受信感度を改善しています。電波状態の改善によって、内蔵電池の消費を減少させる効果も期待できるため、これまで弱い目のwi-fi信号を利用してきた方には特にお勧めです。さらに「LINKASE PRO」シリーズでは、wi-fiだけではなくモバイル回線の3G、LTEの信号を増強する機能も搭載しています。

このタイプではwi-fiとは逆にケースの下側にモバイル回線用のアンテナが格納されています。これはモバイル回線用のアンテナがiPhoneの裏面下側に横向きで装備されているためです。やはり、外付けのアンテナとの位置関係はL字型になるように設計されています。利用環境に合わせて、どちらかのアンテナをスライドすればすぐに受信感度を向上できます。

LINKASEは、かなり期待できるかも知れません。

iPhone5/5sのユーザーであり、wi-fi経由の通信速度を改善したい場合には、すでに実勢価格が1000円を切っている「LINKASE-CBK」で問題ないと思います。

しかし3G、LTEの電波を同時に改善できる「LINKASE PRO」であれば、iPhone5/5s(またはiPhone6/Plus)に対応した製品が5000円弱で購入できます。単なる気休め以上の効果が期待できる製品ですから、少し高額な保護ケースと思ってみてはどうでしょう。

これまでiPhoneのモバイル機能は、そのコンパクト化のために、ある程度電波感度の部分が犠牲になっていた部分があったと思います。しかし、その不満を解消できる製品が購入できるときは、多少の出費になったとしても積極的に導入を検討すべきでしょう。電波強度の改善と内蔵電池の持続時間増加を両立させるとしたら、興味を持たないiPhoneユーザーはいないでしょう。