3Gの速度制限とは? 今後はどうなる?

高速モバイル通信に特有の制度である「データ通信量による速度制限」が話題になることがあります。

この記事では、3G回線を利用するさいの速度制限に関しての情報を紹介しています。

通信速度の制限は、通信料金をはらっている利用者の間で公平にデータ通信をおこなうことができるようにするため、通信会社がおこなっている対策です。

 

普通に利用していれば、まずこえることのない通信量を制限の上限にしているとの説明が、総度制限をおこなっている通信会社からあります。

しかし、現在の通信事情は、ますますデータ通信量をおしあげるような利用方法がふえているのが現実です。インターネット上で視聴できる動画の画質もどんどんあがってきています。

インターネットを利用した放送や、つねに通信がとぎれないアプリの数々、しかし常に新しい使用方法を考えだすのが、人間の知恵です。

これは、止まることがありませんし、とめる必要のない習性です。そうすると、現在の制限の内容、特に上限として設定された容量の数値は、ぜひ緩和していただきたいところです。

 

3Gの速度制限とは?

まずは、docomoの提供している「FOMA」の速度制限を参考にしてみましょう。

公式ページによると、LTEに対応していないFOMA専用機器では、月間の通信量による速度制限はありません。

しかし、当日を含む直近三日間のデータ利用量が特に多い利用者(約300万パケット以上)は、通信が遅くなることがあります。

これがLTEにも対応している機種であれば、全ての通信量を合算したデータ通信量にたいして、通常の月間使用量による制限(Xi、クロッシィ・コースでは、7GB)により通信速度が制限されます。

 

auでも、docomoと同様に当日を含まない三日間のデータ利用量による速度制限をおこなっています。

これとは別に、一部の機種では、月間の通信量(約5GB以上)による速度制限もおこなっています。

SoftBankも速度制限をおこなう点では、かわりませんが、契約コースにより制限量がことなります。それと、前々月の月間パケット通信量による速度制限もあります。

 

3Gが進化した高速通信回線では、LTE等と同じように速度制限がかかります。

たとえば、SoftBankが提供している「3.5G」ともよばれる通信規格の「ULTRA SPEED(ウルトラスピード)」は、契約コースによって、前々月の月間パケット通信量(3000万パケット以上)、または24時間ごとのパケット通信量(300万パケット以上)を条件とする速度制限をおこないます。

 

3Gの速度制限により利用方法はどうなる?

通信速度が上がれば、その分、データ通信量による速度制限にかかりやすくなるのは、当然のことです。

もしも、自宅でWi-Fi環境と整えることができるのなら、Wi-Fiルータ等の設置により、自宅では3G回線を利用したデータ通信を利用しないことをおすすめします。

外出先については、安全なWi-Fiスポットをさがすことにより、自宅内と同様にWi-Fi環境でのインターネット接続をおこなえば、3G回線を利用したデータ通信量をへらすことが可能です。

しかし、それではそもそもモバイル回線を契約している意味がないともいえます。

 

どうしても、モバイル回線を利用したデータ通信を利用する必要があり、毎月の制限量をこえてしまう方は、いっそのこと他のモバイル回線へ変更することを検討することをおすすめ致します。

データ通信量による制限のないモバイル回線としては、WiMAX(わいまっくす)が存在します。

すでに後継規格の「WiMAX2+(ワイマックス・ツー・プラス)がサービスを開始していますが、こちらは2年間の猶予期間のあとは、速度制限が適用されます。

しかし、以前から提供されていたWiMAXであれば、速度制限がありません。

 

3Gの速度制限は今後どうなる?

利用者の増加と、高速通信回線の利用方法の多様化によるデータ通信量の大幅な増加に対応するため、今後も速度制限はおこなわれると考えるべきでしょう。

制限の要件自体は、ある程度緩和されるかもしれませんが、今後利用するサービスが、いま以上のデータ通信量を必要とするようになれば、結局、状況はかわりません。

 

やはり、可能なかぎり、モバイル回線以外の方法で、データ通信をおこなう習慣をつける必要があるようです。

ウェブ検索すれば、全国のWi-Fiスポットの提供場所もわかりますし、利用条件もウェブページに表示されています。

自宅でも、できればモバイル回線ではなく、Wi-Fiルータ等を利用して、固定回線を経由したデータ通信をおすすめします。