全国のセブンイレブンで600円 2週間のwi-fiサービス

「2週間だけ利用できるwi-fiサービス」と聞くと、多くの人が「なぜ?」と感じるかも知れません。

基本的に長期間同じ環境で利用できることが、通信サービスを契約する目的だからです。それでも需要がなければ、このようなサービスを提供する訳がありません。

そこには、近い将来訪れることが予定されている大イベントがあります。日本を訪れる外国からのお客さんを迎える準備のひとつとして存在意義があります。しかし、それ以外の人にとっても有益なサービスと評価できる新しいwi-fiサービスについて解説します。

マルチコピー機で販売するwi-fiサービスとは?

マルチコピー機で販売するwi-fiサービスとは、全国に17000カ所以上あるセブン?イレブンの店舗にある「マルチコピー機」から販売を開始したばかりのサービスです(3月16日からスタート)。

コピー機から発券される代金払込票をレジに持って行き、代金を払えば利用が可能となります。受け取ったプリペイドチケットに記載されている「初回ログイン用の認証ID」と「パスワード」を使用します。

初めてwi-fiスポットにログインしたときから2週間wi-fiサービスを利用できます。

対象となるwi-fiスポットは、全国に約9万あるNTT西日本の「フレッツ・スポット」です。

利用しているスマートフォンやタブレット端末に専用の「フレッツ・スポットカンタン接続アプリ」をインストールして「初回ログイン用の認証ID」と「パスワード」を登録するだけです。

期間限定で提供するメリットがあるの?

日本国内の主要な交通機関を含めた9万のアクセスポイント、および2週間という限定期間からからすると、外国からの訪問者や国内の旅行者向けに考えられたサービスであることが理解できます。

専用アプリの操作画面も、5言語(日本語、英語、韓国語、中国語の簡体語と繁体語)に対応しているため、使用言語に関係なく簡単に利用できるサービスとなっています。

しかも端末のGPS機能を有効にしておけば、自動的に最も近くにあるアクセスポイントへ接続するように設計されています。

この点が、このサービスの最も大きな特徴かも知れません。新しい訪問先へ着くたびに接続するアクセスポイントのSSIDを入力する手間を考えると、これだけでも購入する価値があると思われます。

このようなwi-fiサービスの今後はどうなる?

このサービスでは、アクセスポイントごとに複数のSSIDを使用しています。そのうち「Wi2」以外の「NTT-SPOT」「NTTWEST-SPOT」「Wi2_club」はセキュリティ対策を行っています。

専用アプリを利用すると、通信が暗号化されていないアクセスポイントへ自動的に接続される点が気になるかも知れません。このようなwi-fiサービスの今後の方向性としては、便利であると同時に高度なセキュリティ対策を行っている通信サービスを提供することが、当然になると予想されます。

これは現在の通信業界の流れから考えれば、遅すぎる対応とも言えます。技術的には、高度なセキュリティを行っているwi-fi回線へ自動的に接続するシステムの開発は可能です。セキュリティ対策をとっていないwi-fi信号が、非常に貴重な存在になるような時代が早急にやってくることが期待されます。