LTEで利用するモバイル機器のあれこれ

LTEで高速回線を利用するさいには、対応したスマートフォンが手元にないかぎり、契約時に対応する通信機器の提供をうける必要があります。

しかし、どのようなタイプを利用すればよいのでしょうか?

このような通信機器は、その種類ごとに適した利用環境がありますので、それに基づいて機種を選定する必要があります。

この記事では、実際に提供されているLTE用の通信機器を例にして、どのような利用環境で、どのような機種を利用すべきかを紹介しています。

 

キャンペーン等で低額で提供されているモバイル用機器のなかには、利用環境を考えて申し込まないと、あとで後悔する可能性のある機種が含まれていることもありますので、まずはその機種が自分の利用環境に合致しているかどうかを検討することからはじめて下さい。

 

LTEはどのような機器で利用するの?

LTEの接続は、いわゆる「モバイル・ルータ」とよばれるものが一般的です。

また、「Pocket WiFi」等の名称のものも存在します。

大きさは色々ありますが、重さでいうと、一番大きいタイプは、一番小さいものの倍以上の重さがあります。

 

まずは、複数の通信端末(パソコン等)を同時に接続する必要があるときは、ルータタイプである必要があります。

一例としては、docomoが提供している「L-02F」です。通信速度は、最高で下り150Mbps、同時に10台の通信端末を接続することができます。

付属のクレードルを利用すると、有線ケーブルを利用した接続にも対応できます。しかし、1台のパソコンだけを接続することを希望するときは、どうでしょうか?

 

同じdocomoが提供している「L-03F」でしたら、USB接続に対応したパソコンで利用することができる通信端末となります。

たった、42グラムの重さですが、それでも先に紹介したL-02Fと同じ150Mbpsの高速通信が可能です。

同時に複数の通信端末を接続することはできませんが、複数の場所で、通信端末を差し替える方法であれば、ルータタイプよりも手軽に持ち出すことができるぶんだけ、使い勝手がよいかもしれません。

 

LTEは魅力あるの?

今後の高速データ通信の中心になることはほぼ間違いない通信規格であるため、各通信会社も、これからさらなる通信速度のアップを目標として、全国の基地局で設備の増強をおこなっています。

これからは、隣り合っていない複数の周波数帯を同時に利用できる技術を利用するなどの新技術で、速度をあげることが各通信会社の当面の目標です。

 

どの機種を選ぶかに迷ったときは、できるだけ最新の機種を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、いま全国で進行している高速通信網の整備は、新しい技術を利用していますので、信号を受ける通信端末の側が、提供開始する新しい通信規格に対応している必要があります。

 

キャンペーン等で、いそいで契約するときは、そのあたりの将来的な予想をせずに、とりあえず価格の安いコースに申し込みがちです。

せっかく、高速でデータ通信ができるエリアに住んでいても、使用しているデータ通信端末が対応していないと意味がありません。

ほとんどの契約が2年間以内の解約には、違約金を請求することで解約を封じていると思います。あとで、後悔しても、取り返しがつきません。

 

LTEは、今後どうなる?

もう一つの高速通信回線である「WiMAX2+(ワイマックス・ツー・プラス)」と、次世代のモバイル通信規格である「G4」に採用されることが決定しているLTEの後継規格である「LTE-Advanced(LTEアドバンスト)」が将来的には、二本柱として、モバイル通信を牽引していきます。

 

当分の間は、LTEが規格として、進化をとげていき、最終的には、LTE-Advancedへその座を引き継ぐことになります。

それまでの対応としては、たとえばWiMAX2+とLTEの両方を同時に利用できる機種を使用するのも、良い選択ではないでしょうか?

auが提供している「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」であれば、WiMAX、WiMAX2+、LTEの三波に対応していますし、有線ケーブルでの接続も可能になるクレードルが付属しています。