アメリカで人気のあるNetflix(ネットフリックス)のサービスとは?

レンタルショップで、コンテンツを直接探していた時代が、はるか遠くに感じられますが、すでにこの業界では動画配信による方法が主役になりそうな状況です。

この動画配信によるコンテンツの提供方法は、すでに国内でサービスが開始されています。

そして、近日中には米国で大きなシェアを確保している動画配信サービスが、日本に進出するようです。それが「Netflix(ネットフリックス)」です。

現在、全世界に約5700万人のユーザーが存在しているサービスの参入によって、日本国内でもレンタル業界の勢力図が、大きく変わるのでしょうか?

Netflixとは?

Netflixとは、米国のNetflix社が提供しているオンラインのDVDレンタル、および動画のストリーミング配信サービスです。

米国では、最もインターネットが利用されている夕方から夜にかけての時間帯では、ダウンロードされている全データの35パーセント程度が、このサービスの利用により発生している、とのことです。

DVDをレンタルする方式は、日本国内で提供されている他のサービスと同様の内容であり、リストに登録された順番から郵送でコンテンツを送ってきます。

この部分では、得に魅力を感じる要素はありませんが、2007年から、追加料金なしで動画のストリーミング配信を受けることができるサービスを開始した、となると話は別です。

現在、動画のストリーミング配信サービスは、DVDのレンタルとは分離されていますが、パソコン以外にも、ゲーム機や、このサービスに対応したテレビが設置してあれば、すぐに利用できるサービスです。

さらには、スマートフォンで映像を楽しむことができるアプリも、提供されています。日本では、2015年秋にサービスの提供を開始することを予定しているようです。現在の段階では、国内の利用料金は未定ですが、米国では月額8.99ドル(1100円前後)で、提供されているようです。

Netflixの魅力

クラウド経由でサービスを提供することによって、どこからでも同じ環境で、動画のストリーミング配信を受けることができるようにしています。

サービスに対応する製品も、テレビメーカーなどの対応によって、さらに増えていくことが予想されます。

例えば、東芝の製造している「レグザ」シリーズのテレビでは、その一部のリモコンに「Netflix」と表示された専用ボタンを搭載しています。

この専用ボタンを押すことによって、即座にNetflixのサービスを利用することが可能となっています。

また、一般的に利用されているほとんどのゲーム機には、すでに対応している上に、今後は、多数の家庭用映像機器にも対応していくことを目指しています。

その目的を達成するため、今後はNetflix社が、全ての接続機器に対応したソフトウエアを開発するのではなく、各メーカーが自由に利用できる開発環境を提供する方式へ変更しました。

Netflixの動画配信方式は、ユーザー側の通信環境によって、自動的に配信する映像の解像度を変更する仕組み、となっています。

この方式では、最初に低画質の映像を送信しながら、通信の状況に合わせて、少しずつ画質を上げていく、という方法によって、途切れのないストリーミング配信を実現しています。

画質よりも、映像の途切れない環境を優先しているようですが、現在の日本国内は、データ通信の面では飛躍的に環境が良くなりましたので、問題は発生しにくいと思われます。

ちなみに、米国で配信されている最も高画質の映像でも、3.6Mbps程度の通信速度が確保できれば、問題なく再生できるレベルです。

Netflixのこれから

2015年のサービス開始時に、どの程度の月額料金を提示するのかが、非常に楽しみな状況です。

基本的に、コンテンツを視聴できる端末に制限がない点と、低額の利用料金で多数の作品を楽しめる点が大きな魅力になりそうです。

米国では、単に、コンテンツを配信するだけではなく、独自に制作した作品も、かなり評価されているようです。日本でも、われわれの好みに合致した作品を、独自に制作するでしょうか?

このサービスに対応した機器を持っていない人に向けて、外付けタイプのメディアプレーヤーが提供されるようなことがあれば、国内でも爆発的な人気を獲得できるかもしれません。