Motix(モーティックス)を使えば自分の指をマウスとして利用できます

案外と保守的なところがある、と思われる人間の習慣ですが、それはパソコンの操作にも現れているようです。

すでに、代わりとなる手段があっても、いまだにデスクトップ型のパソコンをマウスを使って操作している人が多数に上るようです。

これは、単に、能率を考慮した結果、と言うだけではなく、それまでの操作方法に対する愛着による部分もあるのでしょうか?

しかし、そろそろ次世代の操作方法も検討してはどうでしょうか。

例えば、キーボードから手を離すことなく、ポインタを移動できる「Motix(モーティックス)」などは、どうでしょうか?

日本国内では、税込二万円前後で販売が開始される予定ですが、これは人差し指だけを軽く動かす事によって、簡単にマウス操作を行うことができる製品です。

Motixとは?

Motixとは、キーボードに両手を置いたままでも、モニターの中で、ポイントの移動などのマウスで行っていた操作を、可能とする製品です。

全ての指を、キーボードの上に置いたままで、人差し指のみを、軽く動かすことによって操作を行います。

これは、キーボードの奥側に設置したコンパクトなモーション・センサーによって、人差し指の動きを検知することによって実現する機能です。

同時に、2本の人差し指の動きを検知できますので、その2本を組み合わせてかなり複雑な操作を行うことも可能です。

さらに、キーボードのスペースキーの手前には、ステッカー状になっているタッチパッドを貼り付けます。

これは、静電容量式(タッチパネル式)のボタンになっていて、設置したモーション・センサーのオン・オフ、感度のアップ・ダウンなどを、手元でコントロールすることが可能となります。

対応しているパソコンの基本ソフト(OS)は、Windowsと、Macintoshであり、もともとタッチパネルでの操作を想定して開発されたWindows 8とは、特に相性が良いようです。

Windows 8を搭載したパソコンのタッチパネル操作では、そのモニターに直接触れる必要がありますが、この製品ではその必要がありません。

モニターに触ることによって発生する問題(モニターの汚れなど)に対処するには最適の選択かもしれません。

Motixの実現する世界

マウス操作のたびに、キーボードから手を離すことによって、せっかく、文字入力に適した状態(ホームポジション)で、待機している状態を崩す必要がなくなれば、これまでよりも文字の入力速度を向上できる可能性があります。

また、マウスの置き場所が不要になれば、多少は、机の上が整理されるかもしれません。とは言っても、慣れるまでにはそれなりの時間が必要になりそうな製品です。

しかし、システムのアップデートによって、さらに高度な機能が搭載されることによって、これまでのマウス操作では、とても実現できないような高度な操作を実現できるようになる可能性もあります。

もしかしたら、マウスによる操作よりも、われわれの自然な感覚に、より近いものになるかもしれません。

音声による発声を、忠実に文字へ変換できるような入力装置が開発されれば、今回紹介した製品と組み合わせて、文字通り「指先一つ」で、すべての操作ができるようになる時代がやってきそうです。

あくまで予想ですが、パソコン自体に、このようなマウスに代わる機能を、標準で搭載する時代が、やって来るのではないでしょうか?

Motixは未来の操作方法?

早く、このようなシステムが一般的になって、パソコンに限らず、スマートフォンなどでも、標準に搭載されることを望みます。

モニターに触ることなく、指先だけで操作できるようになれば、汚れた手でも、各種の機器を操作できますし、離れた場所からでも、簡単に操作できるようになります。

病気や、ケガなどで、体を起こすことが困難になっても、身の回りの機器を操作できるような環境が構築されることは、非常に意味のあることではないでしょうか?

いつまでも、人間の指を使用して、コンピューターを操作する方法が継続する、とは思えません。

最終的には、頭の中で考えたことが、そのまま反映されるようなシステムになるのでしょう。

そのような技術が確立するまでは、今回、紹介したような製品が、これからも登場することよって、徐々に入力方法(コンピューターに対する命令方法)の変革が、行われるのではないでしょうか?

それにしても、指先だけでマウス操作ができるようになった環境は、やはり魅力的なものに思われます。