CerevoのOTTO(オットー)が管理するのは電源

自宅でもオフィスでも、多数の機器の電源ケーブルをどのように整理するかは大きな問題です。

できるだけ、邪魔にならないように配線したとしてもかなりの量となります。

それが見えないようにするためにはそれなりの努力を必要とする部分です。

また、各機器に電源を供給する電源アダプタを、沢山差し込んだ電源タップは、とても美しいものとは言えません。

しかし、そのような発想を根底から覆すことになりそうな製品が存在します。

それが、Cerevo社の開発した電源タップである「OTTO(オットー)」です。なんと言っても、この製品に差し込んでいる各機器の電源オン・オフや、照明機器の調光などを、スマートフォンから、コントロールできる機能を搭載しているところに大注目です。

しかも、見た目が美しいところも気になります。22667円(税抜)で販売される予定であるこの製品はどのような機能を持っているのでしょうか?

 

OTTOとは?

OTTOとは、見かけは白くて楕円形の製品ですが、カバーを外すと中には電源アダプタを複数差し込むことができる電源コンセントが見えます。

これだけなら、単に、美しいデザインの電源タップに過ぎません。この製品では、合計で、8ヶ所の電源ケーブル差し込み口がありますが、その内の6個口を利用した機器に付いては、スマートフォンに専用のアプリを入れることによって、電源のオン・オフを、遠隔で行うことができます。

更に、その内の2個口に付いては、照明器具の調光にも対応しています。

そして、この機器自体が有線LANと無線LANの両方に対応していますので、同じネットワークに接続されているスマートフォンを利用して、離れた場所からでも操作することが可能です。

この機能は、インターネットを経由して外出先からでも利用することができます。

例えば、エアコンの電源をオフにするのを忘れて外出した場合に、外から電源を操作したり、帰宅前に自宅の照明を点灯したり、と言うような使用方法です。

また、タイマーをセットして、接続した機器が自動的に動作するような設定も可能です。

更に、調光が可能な照明器具であれば、照明を、ゆらぎモードに設定するとまるでロウソクの火を、照明として利用しているようなイメージを演出することができます。

 

OTTOの魅力

専用のアプリをインストールしたスマートフォンが、手元にさえあれば、かなり細かい操作が可能となります。

また、タイマー機能を利用して省エネ化を図ることも容易となります。

そして、このカバーを被せることにより、無骨なはずの電源タップが見た感じでは、部屋の中にあるインテリアの一つに変身してしまいます。

これまで、どちらかと言うと邪魔な存在であった電源タップが、部屋の雰囲気を演出する存在となることは驚きです。

もっとも、この製品は、工業デザインの専門家が設計していますので、一般的な、実用性を優先して製造された製品とは明らかに設計思想が異なります。

また、実用性の部分でも、かなり大きな電源アダプタであっても、差し込むことができるような形状で、差し込み口がデザインされています。

公式サイトでは、一例として、Apple社のパソコンである、MacBookProの電源アダプタ(それ自体をコンセントに差し込むタイプです。)を4個、及びiPhoneなどの製品に付属している電源アダプタ(小さな正方形です。)を4個、計8個分を格納できる程度のスペースを確保しています。

 

OTTOは実用的な機器

これまで、できるだけ目立たない場所へ設置していた電源タップも、デザイン次第でこのようにお洒落なインテリアへ変身することを、明確に示した製品ですが、それ以上に独立して電源をコントロールできる点に興味を引かれます。

確かに、一人住まいの人であれば、出勤中の電車の中で、部屋の暖房を、外出時にオフにしたかどうかを思い出せずに、帰宅まで不安な気持ちで過ごす人は、結構存在するのではないでしょうか?

最初から、タイマーをセットしておけばどれだけ急いでいても大丈夫です。

また、どうしても、気になるときは、スマートフォンのアプリを起動すれば、簡単に、現在の自室の電源の利用状況を確認することが可能です。

この機能は、場合によっては、遠隔地に設置した、多数の機器の電源をコントロールすることも可能です。

そうなれば、

  • 大規模な施設、又は地域の火災事故を防いだり
  • 不要な電源をオフにすることによって運用コストを削減したり

と言うような、もっと規模の大きな安全、安心を守ることもできるのではないでしょうか?