おサイフケータイ ジャケット01でiPhoneも日本仕様

日本国内で販売されているiPhoneであっても、その機能は、世界標準で設計されています。

そのため、国内で、独自に提供されているサービスには、対応することができません。

iPhoneで利用できないサービスの中には、国内では、普通に利用されている、かなり便利なサービスも存在しています。

その代表が、簡単に、買い物の決済ができる機能である「おサイフケータイ」では、ないでしょうか?

もっとも、最近の機種には、Apple社が独自に開発した決済方法である「Apple Pay」の機能が、搭載されているようですが、現在のところ国内での対応は実現していません。

ところが、iPhoneをケースに入れておくだけで、簡単に、おサイフケータイの機能を利用できる製品が登場したようです。

それが、全国のドコモショップ、及びドコモのオンラインショップで、販売が開始された「おサイフケータイ ジャケット01」です。

オンラインショップでは、4320円(税込)で提供れているようですが、一体どのような方法で、おサイフケータイの機能をiPhoneでも利用できるようにしたのでしょうか?

 

おサイフケータイ ジャケット01とは?

それぞれのiPhoneの大きさに対応した専用ケースの中に、カード型の端末を格納して、簡単な設定を行うことによって、iPhoneなどでも、おサイフケータイの機能を利用できるようにする製品です。

このカード状の端末が、本体と言えますが、iPhoneと、直接ワイヤレス接続することによって、決済サービスの利用を可能としています。

ワイヤレスで接続する通信規格として「Bluetooth Low Energy」と言うものを採用しています。

この規格の「Low Energy」という部分は、この規格が、通信速度よりも、省電力を目的として策定されたものであることを明確に示しています。

 

実際、このカード型端末の内蔵電池は、おおよその計算では、1日当たり10回程度の利用で、約2.5ヶ月の間は充電する必要がないとのことです。

また、電池の残量は、この機器に付属しているLEDの表示を目視すれば、確認できるように設計されています。

更に、使用しているiPhoneなどの機器を、別のタイプに変更しても、それに対応したケースだけを購入すれば、簡単な設定によって、決済に利用するiPhoneの登録を変更できます。

対応する機種としては、iPhone 5S(c)以降のiPhone、iPad Air、及びiPad mini (Retinaディスプレイ)です。

 

おサイフケータイ ジャケット01の意義

販売が開始された直後であるため、この製品によって決済できるサービスは、まだまだ少ないようです。

例えば、全日空の「スキップサービス」ヨドバシカメラの「ゴールドポイントサービス」ドコモの「iD」及びJCBの「QUICpay」の各サービスが現在利用可能です。

今後は、ローソンの「Ponta」や、楽天の「Edy」なども、利用できるようになる予定です。

しかし、最も利用されているサービスの一つである「Suica」の対応に関しては、それに対応するiOS用のプログラムの開発に、ある程度の時間がかかることが予想されるため、早急に対応することが難しいようです。

以前、Android用のプログラムの開発する際にも、1年程度の時間を必要としたらしいので、少なくとも同じ程度の時間はかかりそうです。

 

それでも、可能性を感じさせる製品であることには、変わりません。iPhoneの新機能である新しい決済方法は、かなり画期的なものですが、まずは米国内で利用が開始された後で、ゆっくりと日本国内で採用する企業が出始めることが予想されます。

そのため、すぐに、現在の決済方法が変わるような事態は、予想することができません。もしかした、併用されることがあるかも知れませんが、当分は、日本国内の決済手段はこのまま推移する、と思われます。

しかし、将来的には、日本独自の決済手段に拘るのではなく、セキュリティ対策のしっかりした決済方法が、他の国で標準化されるようなことがあれば、それを導入することが必要となります。

 

おサイフケータイ ジャケット01は買うべき?

現在、Android OSに対応したスマートフォンなどで、おサイフケータイの機能を利用している人であれば、iPhoneへ機種変更する際には、この製品を購入することをお勧めします。

反対に、これまで全く決済サービスを利用してこなかった、iPhoneユーザーにとっても、これまで知らなかった世界を知ることができるチャンスかも知れません。

今後、ローソン以外のコンビニエンス・ストアや、Suicaなども対応する時期がきたら、検討する余地があると思いますがいかがでしょうか?

iPhone自体に搭載されている新しい決済機能が、将来的に、内でも普通に利用できるようになれば、この製品を利用しておサイフケータイの機能も同時に利用できるようにしたiPhoneは少なくとも決済に関しては、完全無欠の端末となります。