PlayStation Nowはゲームコンテンツをクラウドから提供

これまでは、単に利用している機器のアップデートや新しく製品を購入するためにだけインターネットを利用していた分野でも、次々とクラウドのサービスを導入しているようです。

その中には、かなり意外なサービスも含まれているようです。

今回、紹介するサービスなども、以前であれば予想することが困難なものでしたが、これも高速でデータを転送できるインターネット回線が当たり前に利用できる環境が実現することによって、初めて提供することが可能となりました。

それが、2015年の1月13日から、先行して、北米エリアでサービスがスタートした「PlayStation Now」です。

とりあえずは、現在の最新機種のゲーム機であるPS4(PlayStation 4)にのみ対応しています。

しかし、最終的には、これまでは対応しているゲーム機を購入することによっ初めて楽しむことができた、多数のコンテンツが、旧タイプのゲーム機やソニー製の一部のテレビでもプレイできる日がやって来るようです。

日本国内でのサービス開始が、非常に待たれます。

 

PlayStation Nowとは?

PlayStation Nowとは、インターネット経由でこれまでは対応したゲーム機でのみ動作していた多数のゲームコンテンツを、1つのゲーム機、又はテレビで楽しむことができるサービスです。

個別のコンテンツを購入する方法と、月額料金を支払うことによって、多数のゲームの中から好きなものを制限なくプレイできる方法が用意されています。

月額料金は、現在のところ、19.99ドル(2300円前後)です。

また、3ヶ月契約で、44.99ドル(5200円前後)と言うところです。

この金額で、100以上のPS3のコンテンツを、PS4で無制限にプレイすることができるサービスです。

最終的には、PS3などの別の機種にも対応することが予想されます。

また、それ以前の機種であるPS2や、初代のPSに向けて提供されていたコンテンツを、最新のPS4でプレイできるようにすることも期待されています。

クラウドのサービスではありませんが、PS3、PSP、Vita向けには、過去のコンテンツを、ダウンロードできるサービスがすでに存在しています。

今回、PS4でも、過去のコンテンツがプレイできるサービスが、スタートしたことは、ゲーム好きには、とても無視できないニュース、となります。

PS3にも対応することによって、PS4の購入意欲が、多少減少する、と思われるため、今回紹介した新サービスが、早急に、PS3を対象とするかどうかは予想が難しいところです。

 

PlayStation Nowのメリット

すでに、新製品を購入した人にとっては、過去の機種向けの人気コンテンツを、制限なくプレイできる点は、かなりお得感を感じる部分ではないでしょうか?

また、ソニー製のテレビのうち、このサービスに対応した製品であれば、ゲーム機がなくてもこのサービスを利用できます。

これは、今後テレビを購入する際には重要な要件となりそうです。

現在のところは、米国で販売されるソニー製のBRAVIA(ブラビア)シリーズのテレビに限定されるようですが、今後、日本国内でもこのサービスの提供に合わせて、同じような機能を搭載した新製品が導入されることは、間違いの無いところでしょう。

クラウドのサービスであるため、インターネットに接続された対応端末が、どこにあっても、すぐに、プレイしていたゲームを途中から再開することができます。

すでに、現在のサービスでも、提供されている各種のサービス(マルチプレイ、トロフィー、メッセージの送受信)にも、対応していますので、これまでと同じような感覚で、このサービスを利用することが可能です。

このようなサービスが、一般化すれば、ゲーム機のメーカーとして、ハードの売上に一喜一憂する必要がなくなります。

魅力的なコンテンツさえ、開発すれば、それが、すぐに売上げアップに繋がりますので、現在の世界的な流れ(ハードから、ソフトへのシフト)にも、合致した戦略ではないでしょうか?

 

PlayStation Nowの影響

対応したソニー製のテレビさえあれば、名作、と評価されているゲームコンテンツの数々を、気軽に楽しむことができる時代は、すぐそこまでやって来ているようです。

これも、インターネット回線の発展によって、初めて実現できたことです。

画面の解像度は、今のところは、720pを予定しているようです。これは「ハイビジョン」と名乗ることが、許されるレベルです。

また、接続環境に関しては、実行速度で、5Mbps前後を、常に維持できる程度の環境であれば、極端な遅延は発生しないとのことです。

問題は、テレビの買い換えの際に、悩む人が増えることくらいでしょうか?悩むくらいなら、国内で、このサービスに対応したソニーの「BRAVIA」が登場するまで、待ったほうが良いのではないでしょうか?