LTE・3G・WiMAXの未来予想図

LTE(エル・ティー・イー)、3G(スリージー)、WiMAX(ワイマックス)は、現在の非常に重要な通信規格に含まれるものです。

しかし、これから通信業界の変化にあわせて、どのように変化するのでしょうか?

この記事では、これらの通信規格の将来について、予想を交えながら考えていきます。

単純な速度アップだけではなく、規格のそのものの未来についても、紹介していきます。

 

LTE、3G、WiMAXの今後は明るいの?

LTE、WiMAXについては、後継規格のLTE-Advanced(LTEアドバンスト)とWiMAX2.1が、将来、後を引き継ぎますので、ひとまずその名前は残ります。

それに対して、3G系のサービスは、将来的には、その使用する周波数帯を、LTE等のサービスへ転換することで、利用が終わることがほぼ決まっています。

 

LTE-AdvancedとWiMAX2.1に関しては、さらなる通信速度アップをすることが宿命づけられていますが、規格としての限界に達するまでの間、その利用は継続されます。

また、この二つの通信規格は「4G」と呼ばれる次世代の通信規格として、すでに採用が決定しています。

今年中には、日本の通信会社がLTE-Advancedを採用した新しいサービスを開始する予定です。

WiMAX2.1は、すでに、UQコミュニケーションズが「WiMAX2+(ワイマックス・ツー・プラス、)」というブランド名でサービスを提供しています。

 

LTE、3G、WiMAXの利用者は、どうなるの?

LTE、3G、WiMAXのどれもが、次世代の通信規格ではありませんので、時期は異なりますが、将来的には、その使用する周波数帯を他のサービスへ譲って、通信規格としての利用が終了する時期がきます。

急にではなく、徐々に進行していきます。

 

次世代の通信規格であるLTE-AdvancedとWiMAX2.1とは、一時的に同時利用されますが、長期間にはなりません。

なぜなら、古い通信規格で使っている周波数帯をできるだけ早く、新しい通信規格へ転換しないと、どうしても通信速度のアップがむつかしいからです。

利用者にとっては、現在の契約を見直す必要があるかもしれません。

しかし、通信速度の面では、新しい通信規格を採用したサービスを利用することにより、大幅な通信速度のアップが期待できます。

 

今でも、インターネットの進化により、高画質の動画が当たり前のようにネット上で流れていますが、このような傾向がどんどん加速することが予想されます。

昔のような文字と写真に中に低画質のニュース映像が流れていた頃には、数メガ程度の通信速度があれば十分でした。

 

しかし、現在のインターネットは、高速の回線でなければ楽しむことができないコンテンツがたくさん存在します。

自宅に戻ったら、高速の光回線があるので、それまでは我慢する、といった必要がなくなるのが、高速モバイル通信の一番のメリットです。

サービスエリアに入っているかどうかの問題もありますが、LTE-AdvancedもWiMAX2.1も、理論上の通信速度が、最高で1Gbps( = 1000Mbps!!)となっています。

もちろん全ての条件がそろった上での数値ですので、いきなりこの速度が実現することはありませんが、現在の光回線のサービスと同じ程度の通信速度となります。

 

LTE、3G、WiMAXの合体はあるのかな?

すでに3Gの周波数帯がLTEへ転換されはじめている現状では、いちばん最初に3Gの利用が終了することが予想されます。

WiMAXに関しても、すぐではないと思いますが、後継規格のWiMAX2.1(WiMAX2+)が徐々にその周波数帯を吸収していき、将来的には、その利用が終了することになると予想できます。

問題は、WiMAX2.1(WiMAX2+)ですが、すでにWiMAX2.1の段階で、LTEの仕様を取り込んだ形で規格を策定しているため、最終的には、LTEと統一するか、完全に互換性をもつか、吸収されるか、のどれかになるではないかと、個人的には予想しています。

 

最後に、どのサービスを利用するかは、やはりサービスと料金のバランスがどうなのかが決め手になると思います。

単にメール確認のみで、その他の利用をする必要がないならば、急いで最新の通信規格を採用しているサービスを契約する必要はありません。

現在利用しているサービスが将来終了するまでつきあっても良いのではないでしょうか?