都営バス車内の無料Wi-Fiサービス Toei_Bus_Free_Wi-Fi

仕事が終わってバスの中で一息

そして、ポケットから取り出したスマートフォンで気になるニュースをチェック

と言うパターンが、一般的な日課である人は、かなりの数に上るのではないでしょうか?

しかし、都営バスの車内であれば、インターネットを利用する際に、そのスマートフォンで契約しているモバイル回線をわざわざ利用する必要がなくなったことはご存じですか?

 

このサービスを利用すれば、カバンの中に眠っているノートパソコンであっても、インターネットへ接続することが可能となります。

それも、スマートフォンのモバイル回線を利用して、テザリング機能を利用する必要がありません。

それが、都営バスの車内で提供が開始された「無料Wi-Fiサービス」です。

その実際の利用方法はどのようになっているのでしょうか?

 

都営バス車内の無料Wi-Fiサービスとは?

都営バスの車内で提供が開始された無料のWi-Fiサービスであり、wi-fiに対応したスマートフォンやパソコンなどの通信端末で利用することが可能です。

一回当たり180分、そして一日当たり何度でも、利用することができる内容となっています。

飛んでいるwi-fi信号のSSIDは「Toei_Bus_Free_Wi-Fi」と表示されるものです。

この電波信号に接続すると、このサービスのトップ画面が表示されます。

 

この画面は、日本語以外にも、英語、中国語、韓国語で表示されていますので、その中から選択した言語によって利用登録を行う必要があります。

この登録に必要な情報は、メールアドレスのみです。この登録を行うことで、すぐに無料のWi-Fiサービスを利用することが可能となります。

訪日外国人向けの無料wi-fiアプリである「Japan Connected-free Wi-Fi」にも、対応していますので、そのアプリをインストールすることでも、無料のwi-fiサービスを利用することが可能です。

 

都営バス車内の無料Wi-Fiサービスのメリット

そのバスを利用する人に、メリットがあるのは当然ですが、そのWi-Fi環境を提供している通信業者の側にも、営業的なメリットがあるようです。

つまり、このサービスは、有料サービスである「docomo Wi-Fi」を利用している人にも、同時に、接続環境を提供するサービスとなっています。

その結果、この有料サービスのサービスエリアを、拡大する効果もあります。

そのため、このバス毎に設置されるwi-fi対応機器を提供しているNTTのグループ会社である「NTT-BP」では、通信機器を設置したバスの台数に応じて、通信機器の設置料を都営バス側に支払っています。

 

インターネットへの接続には、NTTドコモの提供しているLTE回線を利用していますが、バスの走行している場所によって、ある程度の差があります。

それでも、最低で、数Mbps程度の通信速度は確保することができるようです。

問題はセキュリティ対策ですが、容易に接続できることを優先していますので、通信内容は暗号化されていないようです。

専用のアプリを通信端末にインストールして通信内容を暗号化するか、暗号化されているWebサイトを利用するか

と言ったような対策を行う必要があると思われます。

 

都営バス車内の無料Wi-Fiサービス利用していますか?

バスを運営する側、そのバスの利用者、及び通信環境を提供する通信会社の3者にとって、大きなメリットが存在しているのがこの無料wi-fiサービスです。

当事者の全てにとって、利益のある方式によってサービスを提供すれば、利用者の増加によっても事者のどこかの負担が増えるようなことが起こりませんので、非常に理想的な関係と言えます。

 

他の分野でも、このように当事者の全てに利用のある方式によって、公共サービスを提供できる余地は沢山ありそうに思いますが、どうでしょうか?

これまでは、公共サービスと言えば、役所がその決められた予算内で、必要最低限のサービスを提供するパターンが一般的でしたが、このサービスのように公共サービスと一般的な企業の利益が共通であるときは手を組むことが望まれます。

そのように、税金を利用することがなく、高いレベルの公共サービスを提供することが可能となるアイディアは、税収の増加が期待できなくなった現在では必要なのではないでしょうか?