インターネットはここからはじまりました

いまでは、子供でも知っている「インターネット」という仕組み。これがないと、いまの自分は存在していません、と断言する人も多数いると思います。

しかし、最初から我々が自由に利用できたのでしょうか?

この記事では、おもにインターネットのはじまりを解説しています。

急激な発展をとげて、今のような姿になったインターネットの世界ですが、そのはじまりを知ることにより、現在の我々の現実と、将来を知ることができます。

 

インターネットの起源はアメリカ合衆国

インターネットの母親ともいえる存在である「ARPANET(アーパネット)」が始動したのは、アメリカのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の学生が「login:」というメッセージを送信したときです。

現地時間の1969年10月29日午後10:30でした。ちなみに、このメッセージは機器のトラブルのため最初の「lo」の部分のみが相手に届きました。

 

政府機関の援助により運営していたアーパネットは、現在のように個人の趣味などに関する情報のやり取りをおこなうことはできませんでした。

その後、アーパネットの使用する通信プロトコルを、現在利用されているインターネット同じ「TCP/IP」へ変更することにより、現在のインターネットとの互換性をもつことになります。アーパネットは結局、1990年2月28日まで利用されました。

一般的なインターネットのサービスの提供は、1980年代の後半になってからはじまりました。

 

日本では、1992年に国内でのIPアドレスやドメイン名の割当がはじまったことにより、商用のインターネットサービスプロバイダ(プロバイダ)の創業を促すことになりました。

それまで、独自回線で海外とのパソコン通信のネットワークを構築していた通信会社も、そのサービスをインターネット上へ移行するようになり、最終的には、プロバイダとして接続サービスを開始して現在に至ります。

 

当初は、電話回線を利用した低速のダイアルアップで利用していたインターネットですが、その後の商用サービスの開始により、大幅な通信速度のアップが実現しました。

単なる文字情報のみを送信するならば、そこまでの通信速度は不要ですが、利用方法に制限のない商用サービスでは、大容量のファイルを送ることができなければ意味がありません。

通信速度のアップは、新しいサービスの可能性を増やすことにもつながります。

 

インターネットの発展

利用がはじまった頃のインターネットのサービスとしては、ファイル転送と、電子メール等がその利用目的を占めていました。利用するのは高額のコンピュータを所有している一部の企業等に限られていました。

しかし、インターネット用の通信プロトコルに対応したパソコンの登場により、低額で利用できる環境がそろうことになります。

更なる発展のためには、その高額な通信料金をなんとかする必要があった時代もありました。

 

利用した時間に応じて、料金を支払う必要があった時期は、出来るだけ短時間での利用を強いられていました。

その後、料金の形態もなんどか変わってきましたが、現在では、月額料金を定額とするサービスが一般的です。

月額料金を定額にすると、一部の利用者が大容量のファイル転送をおこなうことにより、回線に過大な負担をかけしまうことがおこります。

 

そこで、データ送受信の量に応じて、通信速度に一時的な制限をかける方法をとっているプロバイダも存在します。

今後は、そのような対応が一般的になる可能性もあります。

 

インターネットの利用方法

当初から存在したファイル転送、電子メールから少し遅れて開始された「WWW(ワールド・ワイド・ウェブ、通称は「ウェブ」)」が急激な利用者の増加を招いたことは間違いないでしょう。

このウェブでは、世界中のサーバに存在する情報を、パソコン等の画面上のリンクをクリックするだけで、瞬時に読み出すことができる「ハイパーテキスト」という記述言語を使用しています。

 

ブログや、その他のサービスが、このウェブを利用して提供されています。

今後も新しいサービスが、次々とこのウェブ方法で開始されると考えられます。

ウェブの良い点としては、比較的容易に新しいウェブページ(ホームページ)を作成することができるところです。

ものすごい数の新しいウェブページが毎日つくられていき、同時に激しい競争にさらされています。

 

今後の新しいサービスもこのウェブの型式を利用することが多いのはなぜでしょうか。

なぜならウェブは、他の型式のサービスよりも自由度が高いからです。

コンテンツをつくる側の想像力しだいで、どのような内容のものでもつくれるからです。

 

しかし、激しい競争によって、内容のないウェブページは自然淘汰されます。

そのため長期間存在しているウェブページは中身もそれなりのものであることが予想できます。