UQコミュニケーションズのWiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦とは?

非常に似通った名称であっても、その中身が異なる新旧のサービスが入れ替わる瞬間を目にすることは、新サービスが提供してくれる快適な利用環境を連想させてくれる点では楽しい経験です。

しかし、これまで長年親しんできた旧サービスが、近い将来には、ただ消えていく老兵のような運命であることを、強く予想させる出来事でもあります。

これまで、旧サービスを長年愛用してきた人にとっては、特に、その傾向があるのではないでしょうか?

以前から予定されていたように、高速データ通信に対応しているモバイル回線である「WiMAX 2+(ワイマックス・ツー・プラス)」の通信速度が、2015年度の春から、ついに220Mbpsへと、大幅にアップされることが、サービスを提供している「UQコミュニケーションズ株式会社」から発表されました。

これは、単に旧サービスである「WiMAX」において、基地局との通信のために使用していた、モバイある回線の周波数帯の3分の2に該当する部分を、新サービスであるWiMAX 2+の使用する周波数帯へ切り替える、と言う非常にわかりやすい方法によります。

当然ですが、その結果として、使用する周波数帯域が減少した、WiMAXの通信速度は、これまでの、最大で下り40Mbpsから13.3Mbpsへと低下します。

しかし、それでは、これから通信速度が低下するWiMAXのみで、データ通信を利用することを内容とする、契約の期間が残っている人にとっては、あまりにも過酷な現実となってしまいます。

そこで、はじまったキャンペーンが「史上最大のタダ替え大作戦」です。

 

WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦とは?

現在、今年の春から、通信速度が低下することが決定された、WiMAXの回線のみを利用する内容のサービスを契約している人を対象としています。

つまり、残りの契約期間に関係なく、現在の契約の解除料も、新しい契約に要する費用も、新しく届けられる通信機器(WiMAX 2+対応ルーター)の代金も、全て無料で、新しい契約に乗り換えることが可能となるキャンペーンです。

現在のところ、特にキャンペーンの適用される期間は決まっていないようです。

 

新しい通信機器は、WiMAXにも対応していますので、新旧どちらの回線でも、利用することが可能です。

もちろんWiMAX 2+の提供エリアであれば、WiMAXの回線を使う必要はありません。

しかも、新しい契約による料金の課金がはじまった月から、最大で25ヶ月の間は、WiMAX 2+の回線をどれだけ利用しても、月間の利用容量に応じた、速度制限の対象にはなりません。

料金は、本来の基本使用料である4196円から、毎月500円を引いた「3696円(全て税抜)」で提供されます。

最初の課金月から起算して、26ヶ月目から、本来の金額(税抜で、4196円)で、課金されます。

 

WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦の注意点

唯一の注意点は、新しい通信機器を、2つの機種の中から選択する際に、LTEを含めた3つのモバイル回線に対応している「HWD15」を選択した場合です。

LTE回線への接続に付いては、独自の制限として、月間のデータ通信利用量の合計が「7GB」を超えてしまうと、その月の終わりまでは、通信速度が最大で128kbpsに制限されます。

そのような状況になっても、最大で13.3Mbpsまで低下する予定となっている、WiMAXの回線を、利用することは可能です。

以上のような事情があるため、その届いたルーターを利用する場所が、WiMAX、またはWiMAX 2+に対応している場合には、LTE回線の機能を、無効にしておく必要があります。

 

実は、選択対象となっている、もう1つの機種である「NAD11」には、もともとLTE回線に接続する機能が、搭載されていません。

しかも、現在、最も高速で、パソコンや、スマートフォンなどの端末と、ルーター間のデータ通信を行うことが出来る、Wi-Fiの通信規格である「802.11ac」にも対応しています。

そのため、新しく届くWiMAX 2+対応ルーターを、外出先に持ち出す可能性が、あまり高くない人であれば、こちらの機種を選択することを検討すべきでしょう。

少なくとも、利用するエリアが、WiMAXにでも対応していれば、新しく届く通信機器がLTEに対応している必要はありません。

 

WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦は検討すべき?

契約解除料を全て負担して、更に条件の良い、別のキャンペーンを探す方法でも、構わないと思いますが、契約して間がないと、その解除料の額も高額となります(専用の端末と同時に契約した場合は、最大で、税抜19000円)。

とりあえず、通信速度は低下しても、WiMAXのサービス自体が、すぐに無くなる訳ではありません。

また、今回紹介したキャンペーンも、現在のところはその終了期間を決めていないようです。

その点を考慮して、しばらくの間は、様子見を決め込むのも冷静な対応ではないでしょうか?

UQコミュニケーションズ 公式サイト http://www.uqwimax.jp/