Macintoshで使える無料のセキュリティ対策ソフト

Apple社の製品であるパソコンの「Macintosh」シリーズは、最も利用されているパソコン用OSである「Windows」とは、設計の異なるOSを利用しているため、それほどウィルスのようなマルウェア(不正プログラム」の対策をする必要がない、と思われがちです。

しかし、そのMacintoshが、インターネットを含めたネットワークへ接続されているのであれば、個人情報が保存されているかどうかに関係なく、何らかの対策を行うことが望ましいのは言うまでもありません。

情報の流出以外にも、知らないうちに、他人が自分のMacintoshを遠隔操作するような事態が起こらないとも限りません。

 

そこで、セキュリティ対策のために、専用のソフトを導入する方法が最も一般的な対策となります。

その場合、無料の対策ソフトもあるようですが、その効果はどの程度のものでしょうか?

今回、紹介する、Sophos(ソーフォス)社の製品である「Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition」は、個人が使用する場合には無料で利用することができるものです。

実際に、どの程度の効果があるかは、インターネット上でそのマルウェアの検知能力のテスト結果が、公開されていますが、それを確認する限りは特に問題がないようです。

 

MAC版無料セキュリティ対策ソフトとは?

有料、無料で、複数のセキュリティ対策ソフトが提供されているMacintoshですが、実際には、どの程度の数のマルウェアがこれまでに発見されているのでしょうか?

インターネット上では、その検索能力をテストした結果を確認することができます。

そのテストでは、39種類のマルウェアから作成された188のサンプルを、対象としていますので、この数がある程度参考になると思われます。

Windows OSを対象にしたものよりは、明らかに少数ですが、それでも感染する可能性がゼロでない以上は対策を行う必要性があります。

 

ちなみに、Windows OSを対象とするマルウェアの数は、日本国内の独立行政法人である「情報処理推進機構」の公開した情報によって確認可能です。

2014年の1月から3月の期間に限定しても、26086個のコンピューター・ウィルスが、実際にセキュリティ対策ソフトによって検出されたようです。

それに追加して、ウィルス以外のマルウェアも63872個検出されました。

この専門機関に報告があっただけでも、これだけの数になりますので、実際には、この数倍以上の端末が感染していると予想されます。

 

MAC版無料セキュリティ対策ソフトの効果は?

今回紹介する「Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition」では、すでに発見されているマルウェアの検知能力の面でも、その他の基本的な機能の面でも、一般的な利用方法に十分対応できる内容の製品です。

検知能力に関しては、すでに記載したインターネット上の情報では、2014年の1月に行ったテストにおいて、188個のマルウェアに感染したファイルの中から、182個(約97パーセント)のマルウェアを検出することができたようです。

この情報によると、少なくとも、マルウェア検知の能力では、有料の対策ソフトと同程度の効果を期待することができそうです。

 

その他の一般的な機能としては、常に、マルウェアの情報を最新の状態に維持する機能である「自動アップデート」、発見したマルウェアを自動で削除する機能、定期的に自動でMacintosh内の全てのファイルをスキャンする「自動スキャン」などの機能も、標準で搭載しています。

特に、細かな設定を希望する人でなければ、必要十分な機能を搭載している、と評価しても良いのではないでしょうか?

これ以外の機能としては、Windows OSを対象とするマルウェアも、検知することができる点を挙げることができます。

この部分だけで言えば、Windows OS専用の対策ソフトと比べると、多少、能力的に劣る部分があると思います。

しかし、Macintoshの中に構築した仮想環境でWindows OSを起動している場合には、一度のスキャンによって、両方のOS内で感染したマルウェアを駆除することが可能です。

 

MAC版無料セキュリティ対策ソフトの必要?

Mac OS 10.6(通称 Snow Leopard)移行のOSであれば、最新のOSである10.10(通称 Yosemite)にも対応しています。

現在、一般的に利用されている、ほとんどのMacintoshにインストールすることが可能です。

少しの手間をかけることによって、しかも無料の製品を利用するだけで、現在よりも明らかに安心できる環境を手に入れることができるのであれば、今回紹介した製品に限らずセキュリティ対策を行う価値は間違いなくあると思いますが、いかがでしょうか?

手元にあるWindows用のセキュリティ対策ソフトが、Macintoshにも対応している可能性がありますので、一度その製品の外箱などに記載されている説明文を確認することをお勧めします。