これは便利!直接印刷できるPrinteroid(プリンターロイド)

どんなに世の中が変わっても、捨てることができないものがあります。

これだけ、安価な価格で、電子書籍が販売されていても、近所にある本屋さんには、毎日、沢山の人が集まっています。

どうせ、お金を出すのならば、紙に印刷された現物を手にしたい、と考えることは、当然かも知れません。

デジタル化したデータには、間違って消去する可能性が常につきまといます。

それを防ぐためにかける手間を想像すると、大事な書籍ほど「触るとその存在がすぐに確認できる状態で手元に置いておきたい」と考えるようです。

 

しかし、紙の上に印刷することで、初めて、その目的を達成することができる類のデータであれば話は別です。

そのようなデータが、手元にあるiPhoneや、iPadなどに保存してある場合、そのデータを、パソコンなどに送信して、そのパソコンに接続されているプリンターで印刷する方法があります。

その他には、同じ無線ルーターを経由して、iPhoneなどの端末から、そのプリンターへ直接データを送信することが可能であれば、多少の手間はかかりますが、ネットワーク経由、印刷する方法もあります。

しかし、簡単にそのような作業を行うことができる、専用のプリンターが開発されたようです。

それが「Printeroid(プリンターロイド)」です。

 

Printeroidとは?

現在、開発段階から、やっと試作の段階に移行した開発中の製品です。

すぐには、購入することができませんが、これだけ魅力的な内容のプリンターであれば、早い時期に日本国内でも販売されるのではないでしょうか?

感覚的には、ちょうど、FAXが次々と流れてくるような雰囲気ですが、この機器を開発した人もFAXからヒントを得たようです。

iPhone用と、iPad用の二種類が存在していますが、この機器自体に、iPhoneまたはiPadを差し込んで、固定できるように装着用スロットが付いています。

 

プリンターのスロットに端末を差し込むと、その端末とプリンターは一体化されます。

公式サイトには、まだ詳しい仕様が公開されていませんが、写真を見る限りでは、外部からの電源供給は不要で、内蔵のバッテリーによって駆動するようです。

そうなると、この小さなプリンターを、カバンに入れておき、撮影した写真を、どこでもすぐに印刷するような利用方法が可能となります。

これは、かなり大きな変革となります。更に、ステッカーを作成できるようにした専用の印刷用紙も提供される予定のようです。

 

Printeroidの特徴

iPhoneや、iPadを接続しても、片手で簡単に持つことが出来る程度の大きさです。

専用のロール紙が用意されていますが、iPad用は、幅が12センチ、iPhone用は7センチの用紙となります。

もちろん、カラー印刷にも、写真の印刷にも対応しています。

印刷物の解像度は、300DPIとなっていますが、公式サイトに表示されている印刷物を見た印象では、作品としての価値を求められる、高解像度の写真などを期待しない限りは、十分満足できるレベルと思われます。

特に、ビジネス用、趣味用としての利用価値は非常に高いと思えます。

 

FAXからヒントを得た、と言う話を裏付けるように、10メートルと言う、最も長いプリンター専用の印刷用紙を全て利用した印刷物を、一回の印刷で作成することが可能です。

専用用紙は、ロール紙の状態で、プリンターに内蔵しますので、大きな作品を作る場合も特に場所は取りません。

この当たりの発想が、この製品の可能性を、非常に大きなものにする原動力となっているようです。

その場で、すぐに印刷できるメリットは計り知れません。

現在でも、業務用の機器で類似の機能を搭載しているものが、すでにあるようですが、その可能性、拡張性の面では、この機器にはとてもかないません。

 

Printeroidのある風景

この機器なども、製品化されることで、今後のプリンターの在り方を、根本から変えてしまう可能性を持っているのではないでしょうか?

これまでのように、前日に必要な印刷物を作成しておく、と言うような仕事の進め方から、今後は、現場に到着した後で、現在の最新情報に基づいて更新したデータを、その場で印刷する、と言うような形へ変わるかも知れません。

おそらく、この製品も新しいタイプを開発するたびに、印刷のスピード・アップが進むと思われます。