置くだけですぐつながる「SoftBank Air(ソフトバンク・エアー)」とは?

Wi-Fi環境を利用して、LTEなどのモバイル回線を手軽に利用できるタイプの通信機器はそれほど珍しいものではありません。

ポケットに入る程度の大きさでどこにでも持ち運びが可能で、しかも同時に複数のパソコンやスマートフォンなどの端末をインストールに接続することができます。

しかし、そのようなルーター型のモバイル端末を持っている人でも、自宅では光回線などに接続した無線ルーターを利用している人が、多数を占めるのではないでしょうか?

 

モバイル回線を利用する場合には、通常、そのデータ送受信の容量の合計が一定の限度を超えると、月末までの通信速度が極端に遅くなります。

そのため、外出先から戻ったら、すぐに自宅で利用しているWi-Fi環境を経由して、インターネットへ再接続する必要があります。

しかし、自宅でも、モバイル回線を利用して、容量制限なくインターネットへ接続できれば言うことはありません。

今回、SoftBank(ソフトバンク)から提供が開始された新サービスが「SoftBank Air(ソフトバンク・エアー)です。

インターネットへの接続は、SoftBankの提供しているスマートフォンなどでも利用している「AXGP」と呼ばれているモバイル回線です。

現在のところ、最大で下り110Mbpsの通信速度を実現しています。

 

SoftBank Airとは?

SoftBank Airとは、通信機器である「Airターミナル」を設置してAC電源から給電すれば、すぐに高速でインターネットへ接続することができるサービスです。

これまで、光回線などの通信回線を利用するためには、一定の回線工事を必要としていましたが、そのような手順は不要となります。

このAirターミナルは、有線LANで、パソコンを接続できるLANポートが合計2ヶ所装備されています。

Wi-Fi環境で、インターネットへ接続できるように、Wi-Fi通信規格の「802.11b/g/a/n」に対応しています。

また、Wi-Fiの暗号化方式は「WPA(PSK/AES)」に対応しています。

暗号化形式は「WEP」、および「暗号化なし」にも対応していますが、その場合は、Wi-Fi環境に接続した端末からでは、この通信機器自体の設定画面を開くことができないような、設計となっています(有線LAN経由で行う必要があります。)。

 

SoftBank Airのポイント

実際にインターネットへ接続するWAN回線は、SoftBankの高速モバイル回線を利用しています。

しかし、スマートフォンなどのように、月間のデータの送受信の総量によって速度制限を受けることはありません。

料金に付いては、この機器を分割払いで購入するのか、それともレンタルするかによって毎月の料金が異なります。

どちらにしても、契約月の月額基本料金である4196円(税抜)は無料となります。

次に、分割払いの場合には、契約後2年間は、月月割として、月々の分割支払い金に相当する額(1700円)の割引を、毎月の利用料金から受けることができます。

それに対して、レンタルの場合は、毎月490円(税抜)の支払いを継続する必要があります。

 

このサービスを利用するには、必ずYahoo! BB基本サービスのプレミアムかスタンダードのプランに加入する必要があります。

こちらも、契約から2年間は、毎月800円(税抜)の割引を受けることができるキャンペーンを行っています。

この2つのプランですが、どちらを選択しても、通信速度は変わりませんし、月間のデータ送受信の総量による速度制限もありません。

しかし、プランによって、提供しているコンテンツの数が異なります。

電源は、家庭用の100ボルト電源を利用するため、ポケットに入れて簡単に持ち運ぶことはできません。

 

しかし、感覚的には、自宅にある無線ルーターと、モバイルルーターが合体した感じです。

これだけを運べば、SoftBankの4G回線のエリア内である限り、速度制限なしで、どこでも、高速でインターネットが利用できる、と言う快適な環境が簡単に実現できます。

純粋にデータ通信のみが目的であれば、スタンダードプランでも特に不自由はありません。

機器を分割払いにして、スタンダードプランを選択すれば、2年間は、毎月3696円(税抜)で、このサービスを利用することができます。

2年経過すると、毎月4496円(税抜)となります。機器をレンタルしていると、その料金が加算されて、4986円(税抜)となります。

プレミアムプランであれば、購入したAirターミナルの永久補償が付いているところは、捨てがたいところですが、毎月の料金が、スタンダードプランより500円増加します。

 

SoftBank Airの実現する環境

このような形態でサービスを提供するスタイルが、他社でも一般化する可能性は、かなり高いのではないでしょうか?

外出先では、電源が必要になりますが、例えば建設現場などのように、通常であれば、各スマートフォンのモバイル回線のみを利用することが通常である場所でも、今回紹介したような通信機器が活躍する余地は大いにありそうです。

単に、モバイル回線の提供されているエリアであることだけが、設置に必要な要件となります。

現在の予定で、モバイル回線の通信速度の向上が、更に進めば、そもそも通信工事を行って、光回線の配線などを宅内に這わせる必要性が全く無くなりそうな状況です。