iPhoneのみで提供開始、Twitterの「ニュース機能」は日本だけ

多くのユーザーに利用されているTwitterにニュース機能が追加。

ただし単なるニュースアプリになるわけではありません。そこは多数のユーザーのツイート・リツイートによって成り立っているTwitter独自の機能も。

ニュースに対する様々な反応を確認できるTwitterの新機能には、大きな可能性が秘められているかも知れません。それはニュース本文だけを読んでも、どのようにその内容を解釈すべきかわからないという状況を減少させる可能性があるからです。

Twitterのニュース機能は、日本独自のサービス

日本で利用されているiPhoneを対象としたTwitterの新サービスとなるニュース機能。

米国のTwitter社は本国以外では初めてオフィスを設立するほど、以前から日本市場を重視してきました。Twitter利用者からの意見を集約して、ニュース機能の追加を思いついたようです。

日頃Twitterを利用していなくても、ニュースには敏感に反応するユーザーを対象として、まずは最新ニュースを提供します。情報収集のツールとしてTwitterのサービスを利用する人が増えれば、それに伴ってTwitterの本来の機能であるフォローやツイート・リツイートの増加に結びつけることができるという戦略は、成功するでしょうか?

ニュース機能に対応したアカウントでは、iPhone用のTwitterアプリを起動すると新しく「ニュース」というタブが追加されています。

このタブをタップしてニュース一覧を表示。そのなかの気になる見出しをタップすれば、気になるニュースの概要・記事全文へのリンク・関連する他のニュース源やTwitterユーザーによるツイートを確認できます。

Twitterの新機能は単なるニュース閲覧機能?

そのニュースに関連したツイートも閲覧できる点では、単なるニュースアプリとはいえないでしょう。

ひとつのニュースに対するさまざまな意見・見解を他のTwitterユーザーのツイートから知ることができます。

ニュースだけを閲覧していると、ニュースを配信している企業の思惑に気が付きません。そのニュースに対する多数のユーザーの反応を知ることで、冷静で客観的な判断が初めて可能となります。特に政治的な要素が含まれているニュースほど、報道する側の思惑によってニュースの内容が偏りがちです。

多様な意見が並ぶTwitterのタイムラインには、偏った方向に一般大衆を誘導しようとする流れを緩和する働きが期待できるのでは?また、他のユーザーがツイートした内容によって、そのニュースをさらに深く理解できる可能性も。

Twitterでニュースという新しい利用方法

日本独自のサービスを提供できるTwitterの企業体制。米国の企業でありながら、サービスを展開している他国の文化や習慣に合わせた独自のサービスを今後も追加する予定です。

日本での反応をみながら、他の国でも似たような機能を追加するかも知れません。

すでに自動翻訳機能によって、言語の壁を壊すために挑戦を初めているTwitter。今度は新しいニュースの提供方法を確立する挑戦をはじめたようです。単にニュースの原稿を表示するだけのニュースアプリはたくさん存在します。

ニュースに対する多くのユーザーの肯定的な反応だけではなく、否定的な反応も含めて日本人の平均的な意見・見解を知ることができる新サービスに期待しましょう。