Apple Music開始!iPhoneで利用するストリーミングの実力

例えひとつの分野で巨人と目されている存在であっても、時代の大きな流れには逆らえない。そんな動きが世界中の音楽業界で発生しています。後から参入する企業ほど顧客の獲得に苦労するのが通常です。

それでも魅力的なメニューとユーザーにとって便利な機能を用意して、Appleの新しい挑戦となるApple Musicが、いよいよスタート!!

Apple Music、とうとうスタート。その中身は?

日本でも7月1日から提供が開始された月額980円で利用できるApple Music。Apple社がはじめた定額の音楽配信サービスとして話題になっている新サービスは、最初の3ヶ月間は無料で利用できます。配信される曲数は「全世界で3,000万曲」とのこと(日本単独での配信数は未公開)。

このような形態のサービスは、すでに約10年前から他の企業によって提供されていました。今回、Apple社が「サブスクリプション型」とも呼ばれている定額サービスの提供を開始した背景には、現在の音楽業界の流れがあります。

これまでのように1曲、またはアルバム単位で音楽を販売する形態(ダウンロード型)よりも、定額で多数の楽曲を楽しめるサブスクリプション型の人気の方が明らかに勝っているという現実。これにはさすがの巨人Appleも抵抗できなかったようです。

Apple Music、Appleもはじめたストリーミングサービス

すでにストリーミングサービスとして「iTunes Match」の提供を行ってきたApple。新しくスタートしたApple Musicにも、そのノウハウは生かされているようです。

Apple Musicのライブラリにない曲がユーザーのコレクションにあるときは、それをiCloud上にアップロードするという手法などはiTunes Matchに類似した機能です(ユーザー端末のストレージに負担をかけない点も同様)。

ファミリープランを契約すれば、最大で6人がApple Musicのサービスを利用できるようになります。iCloudの「ファミリー共有」の設定によって、このような優遇措置を受けられます。今年の秋には、Android OSの端末でもApple Musicのサービスが利用できるようになる予定とのことです。

Apple Musicの特徴的な機能が「For You」。これはユーザーの好みを分析して、おすすめの作品を表示するものです。分析には現在ユーザーがコレクションしている楽曲や、お気に入りの作品をタップすると登録される「My Music」のデータを使用。さらに専門家による隠れた名曲を集めたプレイリストなども提供されています。

Apple Musicによって、何が変化する?

最近の傾向にもなっている「レコメンド機能」。ユーザーの好みを分析して、それに対応した楽曲をすすめるレコメンド機能を実現したFor Youには、これまでのアプリにはない可能性がありそうです。

実際に好きな曲を再生すればするほど、My Musicに新しく登録すればするほど、こちらの傾向を深く理解できるのがFor Youの機能。最終的には、いわゆる「かゆいところに手が届く」というレベルにまでいけば、すでにApple Musicのトリコになっている自分に気が付くのでは?